函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
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可視化VS司法取引

2010年02月27日 06時25分18秒 | 政治
取り調べの録画に対するあるアンケート。
「全面録画」が妥当と考える人が90%だとか。
理由は、こんなところにあるらしい・・・。

(一部録画では)ねつ造行為が生まれる可能性がある。
一方では、司法取引がない日本にこんな意見も・・・。
組織犯罪の解決に支障をきたす・・・。

そして国家公安委員長は、こんな考えを披露し始めた。
全面可視化には、おとり捜査や司法取引の導入が必要だ・・・。
なぜ、そんな飛躍した話になるのだろうか?

この説明は、まったく理解不能だ。
そう言えば、警察の裏金も組織犯罪だが・・・。
当の警察も、取調べの全面可視化には消極的。

おまけに裏金では、「私的流用」という訳の分からない説明。
裏金を使い込んでも、「私的流用がなかった」として徹底抗戦。
自分たちの組織ぐるみの犯罪は、すべからく闇に葬り去る。

組織に隠れての個人犯罪は、どうかと言えば・・・。
個人的に税金を盗んだ道警職員2人がいた。
彼らは個人犯罪として断罪、容赦なく逮捕されて懲戒免職。

そんな茶番を見ていると、可視化反対は分からなくもない。
そこに来ていきなり飛び出した、おとり捜査や司法取引。
検察・警察の暴走を加速させて欲しくはない。

急がずに、大いに議論すべきだと思うのだが・・・。

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