函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

焼け太り団体(その1)

2023年07月21日 05時04分04秒 | 政治

マイナンバーカードの相次ぐトラブルが賑やかな美しい国。

しかしこの問題では、システムを請け負う民間企業。

彼らばかりが矢面に立たされている景色のようだ。

利権拡大のチャンスなのだろうか?という指摘も頷ける。

トラブル続出で関連業務が増えるほど団体の「懐」が潤うらしい。

言葉をかえれば、焼け太りの構図だというじゃないか!

マイナカード発行など事業の中核を担うのは・・・。

地方公共団体情報システム機構(J-LIS)というところ。

国と複数の地方の共同運営組織で、総務省とデジタル庁が所管。

副理事長や理事など主要ポストは、所管の総務省出身者が独占。

「現役出向」という形で務めて来ており、事実上の「天下り」。

前身は「住民基本台帳ネットワーク」を運営していた財団法人。

「地方自治情報センター」だとか。

民主党政権下の「事業仕分け」では、2,000億円もの公費を受領。

しかし、住民基本ネットが普及しないことに批判が集中。

天下りの自粛、役員の高額報酬の見直し、調達改善の3点を求められた。

当時は、存続すら危ぶまれたらしい。

しかし、20144月にマイナンバー制度の導入準備に伴い組織替え。

名称も改めて、しぶとく生き抜いて来た経緯があるんだって!

月額の役員報酬も「見直し」を求められた当時は・・・。

理事長が約96万円、理事が約81万円。

そして現在は、こんな増え方だというから恐れ入る。

理事長が117.5万円、副理事長が96.5万円、理事81.8万円・・・(続く)。


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