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いんげん

2008年07月08日 09時02分48秒 | 日記
野菜のいんげん、家庭菜園でもよくお目にかかる。

トンネルのようにしてあるのは太陽をまんべんなく当てたり、採りやすくするための知恵です。
なりっくら
は俗称なのか方言なのかは知らないが、時期になると一晩で成長し、採るのが間に合わないほど次から次へと競争しているように実が成る事から付けられたらしい。
いんげんも種類が多く、さやを食べる物と、中の豆を食べる物、一緒に食べる物など千差万別。
一般的には夏から秋口にかけて採れ、あまり大きくならないうちに茹でて食べる。
親が百姓をしていた頃、作った経験があるが、昆虫(かなぶん)がわんさか押し寄せて、とてもじゃないが退治しきれなかった。
かなぶんを大人達はホウジャクとも呼んでいたが、実際には違う種類らしい。
ただ、最近はあまり大騒ぎしないので、地球環境の変化かこれらの昆虫類が少なくなったのかも知れません。
自家用のいんげん虫っ食いだらけで、我が家のような貧乏農家は夜のディナーはほとんど毎晩うどんだったので、茹でたいんげんを汁の中にぶち込んで食わされた。
まあ、美味と思った事はなく、今でも喜んで食いたいとは思わない。
少々お町育ちの女房は、私が子供の頃、食い飽きたような物ばかりが好きで意見が合わない。
何が食卓に並んでも、おいしい、おいしいと言って食べてやる気の使いよう、食糧庁から表彰してもらいたいもんだ。
実際にはおいしいと言うまでおいしいだろおいしいだろと言って責められるからですが・・・。

いんげん
と同じ畑に植えてあるのは小型のひまわりに似た花、虫も付かなければ実も成らない。

食うことは出来ないが、こっちのほうが好みに合いそうだ

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