公務員だったご主人は定年後、悠々自適な生活だったが、ご多分に漏れず間もなく具合が悪くなり、つかまり歩きから歩行器が必需品となり、最近ではほとんど外にはでない。
神経質なタイプで昔、風呂を沸かすのに薪(まき)を使っていた時代、隣の家の煙突が気になったらしく、すごい火の粉が飛んでますよ、と言いに行ったらしい、言われた隣の奥さんがあわてて外に出て、ご主人と確認したら夜空に散りばめられた星の大群だったとか
そのご主人は、日曜大工が大好きで、商売ができるほどの電動工具まで揃えてあった。
この六角堂も元気だった頃の作品で、植木の間から丁度いい具合に顔をのぞかせている。
そばで見ても立派な出来でお賽銭箱(おさいせんばこ)でも置いておけば、小遣い稼ぎ
が出来るだろうに・・・と思うほど
金には困らないお宅なので、庭の手入れは年に数回、専門の植木屋さんを頼んでいる。
我が家の庭は手入れをする程の植木はなく、勝手に伸びたあじさい、夾竹桃、柳、ぐみ、ゆすらご類をバッサリ切ってやった。
経費は100円館で買ってきたのこぎりだけで済んだ
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