グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

日本鳥学会自由集会 カワウを通して野生生物と人との共存を考える

2010年09月19日 15時04分34秒 | 動物・ペット
昨日は、日本鳥学会2010年度大会の自由集会「カワウを通して野生生物と人との共存を考える」での講演を頼まれ、船橋市の東邦大学習志野キャンパスへ


「カワウを通して野生生物と人との共存を考える」という自由集会は今回で13回目。これまでにも多くのテーマで活発な議論が行われてきました。


私がこの自由集会に参加するのは今回が初めて。多くの鳥の研究者を前にして話をするのは初めてでしたので少々緊張しましたが、エミリーと一緒にやった水産試験場内での実験や烏川でのエミリーの活躍などについて紹介しました。




野生動物の増加、分布拡大によって引き起こされる人間との軋轢は、カワウだけでなく色々な動物で最近大きく取り上げられています。
関係者が知恵を出し合って、なんとか少しでもイイ方向に進めたいですね。


日本鳥学会

野生鳥獣の保護管理(ワイルドライフ・マネジメント)の推進について 兵庫県


少林山達磨寺 (高崎市鼻高町)

2010年09月16日 23時31分08秒 | 民俗・まつり
先日、群馬の情報誌raifu9月号をみていた次女が突然、「少林山に行ってみたい」と言い出しました。
実は、恥ずかしながら私も高崎市出身でありながら、まだ少林山に行ったことがなかったので、「じゃ、行こうか」と高崎鼻高町、碓氷川のほとりに建つ黄檗宗少林山達磨寺へ。

総門

屋根に乗っているのは、鯱(しゃちほこ)ではなく、摩伽羅(まから)というインドの伝説上の動物で、ガンジス川のワニがもとになっているそうです。

霊符堂(本堂)


少林山と言えば、縁起だるまです。
役目を終えたたくさんのダルマが納められています


その中にこんなダルマを発見!

IHIエアロスペースと言えば、あの日本中を沸かせた小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルを設計・製造した会社。カプセルは群馬県富岡市にある同社の工場で製造されました。
このダルマは「はやぶさ」が地球に帰還し、カプセルが無事に回収されたのを見届けて、達磨寺に帰って来たのでしょう。

霊符堂の横にある達磨堂

達磨大師坐像を中心に日本各地のダルマコレクションが展示されています。



だるま弁当の昔の容器も

高崎名物の駅弁、だるま弁当の現在の容器はダルマの形をした赤いプラスチック製ですが、昔は達磨大師の顔をかたどった陶器製でした。懐かしいなぁ
(高崎駅などでは復刻版の「復古だるま弁当」も数量限定で販売中)

たかべん

境内にはドイツ近代の世界的建築家、ブルーノ・タウトが夫人とともに暮らした家「洗心亭」が保存されています。

6畳と4畳半の二間の小ぢんまりとした家です。県指定史跡

私は日本文化を愛する


ブルーノ・タウトと高崎 高崎市

総門と道を挟んで反対側のバス折り返し場所にあるカワイイ自販機

売っている飲み物は、ふつうのものでした・・・ (^^;)


黄檗宗少林山達磨寺


少林山達磨寺の後は、アミラの店で美味しいパンを買って帰りました (^^)



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一気に秋?

2010年09月15日 21時22分47秒 | 自然観察
今日の前橋はどんよりとした空模様で、朝と夕方からは雨降り。
気温もあまり上がらず、最高気温は9月中旬並みの23.6℃でした。昨日は32.4℃で真夏日でしたので、真夏から一気に秋本番になったかんじです。
もっとも記録的猛暑だった今年の夏のことですから、このままあっさりと日本上空を秋に譲り渡すことはないでしょうね。

今日の昼休み散歩で会った虫たちなど
ミヤマアカネ

赤とんぼの仲間の中では珍しく小川のような流れの場所を好みます。

ミヤマアカネ ♀


オンブバッタ

大きなメスに小さなメスがおんぶされている姿がよく見られることからついた名前ですが、どうしてオスは交尾後もメスの上から離れないのでしょうか?
これもノコギリクワガタなどでみられるメイトガード(交尾後ガード)の一つで、自分が交尾した相手が他のオスと交尾しないように見張っている行動です。
長時間、メスを他のオスからガードしていないで、さっさと他のメスを探して交尾を繰り返したほうが、自分の遺伝子を効率よく残せるような気もするのだけど・・・。
昆虫には、このように交尾後もメスをガードする行動がよく見られますが、これは昆虫の世界では精子競争が激しいためです。
オンブバッタは、他の種類のバッタよりも激しい精子競争があるのかも知れませんね。

性淘汰  Wikipedia(精子競争の項参照)

ツユクサ

見慣れた普通の草ですが拡大してよく見てみると、とても複雑な形をした花ですよね。
子供の頃、ツユクサ(露草)を「梅雨草」だと勘違いしていて、真夏から初秋に咲いているのを見ると、季節外れだな~なんて思っていました(^_^;)

やっぱ、カップ焼きそばは「ぺヤング」だんべ

2010年09月14日 22時50分26秒 | ぐんまB級グルメ
1975年の発売以来、関東地方を中心に絶大な人気を誇るペヤングソースやきそば


ペヤングソースやきそばを作っているのは、伊勢崎市に本社、工場のある「まるか食品」です。
メーカーが群馬にあるからひいきしているわけではなく、ペヤングはカップ焼きそばの№1だと思うんですよねぇ ホント。


もう一度、1枚目の写真を見て頂きたいのですが、レギュラーサイズにも関わらずフタに「big」という文字があります。なぜか?
まるか食品HPの「ペヤングスペシャルサイト」に答えが書かれています。
「ペヤングスペシャルサイト」は必見ですぞ。ペヤングの名前の秘密や懐かしいあのCMも見られます。

美味しいペヤングをガッツリ食べたい!という時は、超大盛



レギュラーサイズ2個分の麺が入っています \(^o^)/



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生物多様性条約第10回締約国会議(cop10)まで、あと35日

2010年09月13日 18時46分44秒 | 自然観察
10月18日から29日まで、名古屋市の名古屋国際会議場を会場として開催される生物多様性条約第10回締約国会議(cop10)。
この会議ではcop6で採択された「2010年目標」(2010年までに生物多様性の損失速度を顕著に減少させる)の達成状況の検証と新たな目標(ポスト2010年目標)の策定や遺伝資源へのアクセスと利益配分(ABS)に関する国際的な枠組みの策定などが主な議題になる予定です。

開催日は迫っているのですが、まだこの会議に関する関心はあまり高くないような・・・。




↓は環境省の動画ですが、埋め込みが「無効」になっていますので、面倒ですがクリックして、YouTubeで見てください。(あまりPRする気がないのか、環境省?)

COP10/MOP5、10月に愛知県名古屋市にて開催

地球のいのち、つないでいこう~身近な生物多様性~

里地里山 ~自然と共に生きる知恵・命を育む場所~



アゲハの蛹

2010年09月12日 18時28分52秒 | 自然観察
先日紹介したアゲハ(ナミアゲハ)の幼虫のうち、少なくとも1匹は無事さなぎになれたようです。


ここまできても、無事に羽化できるかどうかは分かりません。蛹に穴をあけて寄生蜂が飛び出してきたというのはよくある話です。
このアゲハには、無事に羽化してほしいです。


チョウの蛹には、帯蛹(たいよう)と垂蛹(すいよう)という2つのタイプがあります。
帯蛹は、腹部先端を枝や葉などに付け、背中にも糸をまわして頭を上にしている蛹で、アゲハチョウ科、シロチョウ科などがこのタイプです。

ジャコウアゲハ


モンシロチョウ



垂蛹は、腹部の先だけ葉などに固定して、ぶら下がっている蛹です。
タテハチョウ科やマダラチョウ科などが垂蛹を作ります。

スミナガシ


オオゴマダラ

ぐんま昆虫の森  秋の気配

2010年09月11日 23時33分28秒 | ぐんま昆虫の森
午後ぐんま昆虫の森へ。あまり時間がなかったので、やや早足でフィールドを回りました。


きれいに色づいた赤とんぼが目立つようになってきました。
マユタテアカネ




ナツアカネ


リスアカネ


ノシメトンボ


シオカラトンボ


ツマグロヒョウモン


ジャノメチョウ


ミドリヒョウモン



ノハラアザミに集まっていました。

ダイミョウセセリもノハラアザミで吸蜜


ミソハギで吸蜜するイチモンジセセリ


イチモンジセセリのメス(上)とオス(下)



吸水中のキタキチョウ


ヤブガラシで吸蜜しているキタテハ


ヤブガラシには色々な虫が集まります。こちらはオオスズメバチ


ツチイナゴの幼虫


センニンソウ


ツルボ


アオツヅラフジ


カントウヨメナ


名前のわからないカワイイ花
せきれいさんにハナトラノオと教えて頂きました。アメリカ東部原産の多年草だそうです。

花はきれいで観賞用にはよいですが、繁殖力が強いらしいので、野外では注意が必要な植物ですね。昆虫の森のフィールドには無い方がよいと思う。(9/12追記)


今日も暑かったですが、少し秋の気配も漂い始めたぐんま昆虫の森・・・




YouTube 「オオカマキリ VS スズメバチ」再生回数10万回超え

2010年09月10日 23時38分20秒 | 自然観察
動画は写真よりも圧倒的に伝えられる情報量が多く、写真+文字では分かりにくいことも、動画では簡単に分かりやすく伝えることができます。
私も昨年の6月以降、昆虫や魚を中心に15本をYouTubeにUPしています。

これまでに一番再生回数の多い動画は昨年11月にぐんま昆虫の森で撮影したオオスズメバチを捕えたオオカマキリ。再生回数は10万回を超えました。
次は、やはり昆虫の森で撮影した樹液にカブトムシが群がっているシーンで、再生回数は4万回を超えました。





自分でも現時点での№1を選べと言われたら、「オオカマキリ VS スズメバチ」ですが、2番目に気に入っているのは、満員の樹液酒場に割り込もうとしているスズメバチの行動が
映っている「カブトムシ! カブトムシ!」の後半部分ですね。





動画は見る人に強烈にアピールできる道具だと思いますが、群馬県をPRするサイトなどでは、まだあまり使われていません。来年の群馬デスティネーションキャンペーンに向けて動画をもっと取り入れてもイイのでないかと思うのですが・・・

ヘビトンボの幼虫は腐海の蟲に似ている  かんな川水辺の楽校にて

2010年09月09日 22時04分54秒 | 自然観察
今日は、インターンシップの学生を連れて「かんな川水辺の楽校」へ。
タモ網で魚や水生昆虫などを採集して観察しました。


ギバチ

水のきれいな河川の中流域に棲んでいます。最近、生息数の減少している魚。
環境省のレッドリスト、群馬県のレッドリストとも、「絶滅危惧Ⅱ類」に指定しています。

ウキゴリ

肉食性で水生昆虫やエビなどを捕食するハゼ科の魚。群馬県動物レッドリストでは「準絶滅危惧」に指定されています。

ヘビトンボの幼虫

水のきれいな河川の上流から中流域に棲んでいます。孫太郎虫とも呼ばれ、子供の疳の虫に効くと伝えられています。


ヘビトンボの幼虫って、翅をつけたら「風の谷のナウシカ」に出てきた腐海の蟲、ヘビケラみたいだと思いませんか?

ナベブタムシ


ハグロトンボ


地面で吸水していたゴマダラチョウ


黄色いストローくるくる~



館林名物 麦落雁

2010年09月08日 21時27分36秒 | 美味しいぐんま
今日は久しぶりにまとまった雨が降り、気温もあまり上がらず、過ごしやすい一日でした。
記録的な暑さだった今年の夏。その中でも、群馬県館林市は夏の気温が高いことで有名です。
8月で最高気温が全国ベスト10にはいったのが、13日間。そのうち5日間は全国トップの暑さでした。
館林観光協会トップページには「激熱!!たてばやし」というコーナーがあり、最高気温と全国順位を紹介しています(^^;)

館林と言えば、つつじが岡公園のツツジと分福茶釜の茂林寺。
樹齢800年の巨樹をはじめ、50種1万株のツツジが咲き誇る「つつじが岡公園」は日本一のツツジ園。
曹洞宗の名刹、「茂林寺」はユーモラスな文福茶釜のお話で有名です。

そして、忘れちゃいけない館林名物は、素朴な味わいの麦落雁。


ツツジと文福茶釜を模ったものも




館林で麦落雁と言えば、「三桝屋」ですが、「三桝屋総本舗」と「三桝屋総本店」というそっくりな名前のお店があります。両者の関係は気になりますが、よく分かりません(^^;)
まぁ、どちらを選んでも香ばしい美味しさは変わりませんので、気にしなくてもいいよね。
今回の麦落雁は三桝屋総本舗のものです。


三桝屋総本舗

三桝屋総本店


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