息もできない夏

2012-07-05 18:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 テレビのCMで
 「戸籍がない」
 この言葉を聞いて俄然燃えた。

 ダメだ。この手の話が弱いのよ。



 フジテレビで7月スタートするドラマなんですけどね。

 それまで普通に暮らしていた谷崎玲(武井咲)がある日、自分が 無国籍 だということを知る。

 自分は社会的にはこの世に存在していていないのか

 と絶望の淵に落ちちゃうんだね。

 今は区役所の夜間職員をしているわけありの男・樹山龍一郎(江口洋介)と心を通わせて行くヒューマンなドラマのようだ。




 しかし19歳になるまで気付かなかったのかね。

 国籍がなければ、小学校も、それこそ一時問題になっていたけど、修学旅行すらいけない。(パスポートがいる旅行だったのかしら?)

 そこで引っかからずにここまできてしまったの?



 確かに女性の場合、離婚をしても6カ月が再婚ができない。この間に子どもができているかいないかをみるためだ。

 ただ今は。DVなどで行方をくらまし、籍も抜かないまま新しい人と再婚してしてしまうケースがある。

 こうすると、戸籍を取ろうとすると、元の夫に居所が判る、元の夫の子どもになるということで届け出を出さないというケースが増えている。

 生命にかかわる問題だから、母親側としては必死なんだろう。

 そして 無国籍児 として特別処置で義務教育を受けることになると思う。

 子どもはこの辺、感知せずに来るのかな。


 無国籍児は大変だと思うし、法律も100年近く前のもので、今の時代にあったものじゃない。
 考え直す時に来ている。

 そういうところをちょっとついちゃったドラマなんだね。

 というより、恋することの素晴らしさ。家族の素晴らしさを描くようですが…。



 そうか(物語のネタとしてね)無国籍児があったか、と変な所へ感心してしまった。


 ※1部フジテレビの内容を参考にさせていただきました。

左文字 進(さもんじ すすむ)&西村 京太郎

2012-07-05 13:00:00 | 
 2時間ドラマでお馴染の水谷豊さん主演のシリーズです。
 原作は西村京太郎さん。

 原作とドラマはかなり設定が違う。

 原作の左文字は日本とアメリカのハーフだったと思う。助手の史子も妻で、変装の名人ではなかった。


 いろいろ事情があって変わったのでしょう。


 2時間ドラマなんで、あまり複雑な話はやらない。


 でも私は個人的には左文字シリーズは好きです。原作の方ですけどね。
 話のスケールが大きい。

 ドラマの方がちまっーとしてる。


 しょうがない事情があるんだろうけど。


 西村京太郎さんは乱歩賞を受賞してデビューをしてるんですが、ブルートレイン?ミステリートレインを出してから一気に知名度があがった。

 ここからエンターテイメントに徹したんだろうね。


 それまでの作品もエンターテイメントだった。

 
 でも、違うんだよね。


 万人ウケするエンターテイメントではない。


 でもそっちの方が好きだった。


 この人、本当に優しい人なんだろうなと思わせるに十分だった。

 そっちが売れないんだから、判らない。

 ミステリートレインは突っ込みどころ満載の、でも誰にでも判る作品だ。



 だからエンターテイメントとしては上になってしまうのかもしれない。


 それまでの西村さんの書くものは好き嫌いがはっきりしていた。


 ベストセラー作家になるなら、今のやり方がベストなんだろう。



 私、どうも最近エンターテイメントってなんだろう?と考えることがある。

 これって実は難しい。

 作者の好きな作品がそうなるとは限らない。どちらかと言えば嫌いだけど、出版社のオファーでそうなったということもあると思う。

 万人ウケするとはそういうことなんだよね。
 最大公約数であれば、それでいい。



 私はここでは誰でも知ってる作家さんのことしか書かない。

 個人的には愛してやまない作家さんもいるけど、私がマニアなのか、知ってる人が少ない。1部では熱狂的なファンがいるけど、1部では無名ということも珍しくない。

 だから、まあ、この人なら知ってるだろうなという作家の名前を上げることにしてるんだけど、そうすると失笑を受けることがある。

 なんだ。ただの流行り作家好きじゃないかと思うらしい。


 こっちはこっちで気を遣ってるんだけどね。


 ただ左文字シリーズを見ても「右京さん」にしか見えない所が怖い。
 おそるべき右京さん効果。


 でも役者さんなんて、1本当たり役があれば幸せだよ。

 それをこの人はいくつあるの?って感じだもんな。

 天性のスターと言えばそうだろうが、それでも多すぎる。
 
 なんて言っていいか判らない。


 水谷さんのことはおいておいて。



 西村さんも奇特な運命を辿った作家だ。

 だから作家なんだろう。

 普通の人生や幸せを送れる作家はまずないよ。


 必ず不可思議なことがついて回る。

 西村さんもそういう人。

 だからここまでこれた。


 幸せだよな。


 私は…どうだろう?

ミディアム 霊能捜査官 アリソン・ディボア

2012-07-05 04:07:45 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 今FOXテレビでシーズン1から放送してるのよ。

 吹き替えと英語版と両方ある。

 なるべく英語版を見ているが、疲れる。


 やっぱりあっちでは霊能者に捜査を手伝ってもらうことは普通らしいですね。



 日本じゃあり得ない。


 でも能力あるなら手伝ってもらえば?



 知り合いの知り合いの占い師が、霊能者らしく、普通に
 「○○さんの肩に霊がついてる」
 というらしい。

 見えちゃうから。普通らしい。
 もう子どもの頃からだから、悩むレベルじゃないらしい。



 言われた方はたまらないわよね~~。

 だから、見えてもいいから言わないで、と言われているそうだ。



 アリソンはね。


 夢や物を見るだけで絵が見えちゃうのね。
 最初ははっきりしない絵だけど、いずれ、それがどこへ繋がってくるか見えるらしい。


 そして事件解決。


 でも見えても、まさか夢で見ましたで捜査令状も逮捕状も取れないから、大変なのよ。


 ああいうのって生まれつきらしいですね。

 これも実話に基ずいてるそうだが、子どもも能力を受け継いでいる。


 あっちのドラマってこの手の超能力もの多いね。


 お好きなのね~。