エンジンがかからない。
もう秋だというのに、頭の中はいつの風とも判らぬ風が吹き抜けるばかりで、それによって空っぽになるばかり。
☆ 晩涼や葉隠れの花みえながら 櫂
☆ 何入るる生簀籠とや秋の風 櫂
先生には、草花を詠んだ句は少ない。 句集を読みながらそんな事に気づいた。大きい、大きな景が秋とともにやってきた。
琴電が川向うを通る。
どなたか忘れたが、結社の句会があって
🎐 コトコトと琴電:::::
このような、コトコト を、いたく感心して誉めていた選者がいた。
いつもこの電車を観ている私は、このように褒められる句心はこれまでも、これからも湧かない。平常、日常からこのフレーズに思いいたらぬ自分の、、、何と申そうか俳句を作る境地に至っていないのであろうと感じた。
俳句は難しいと考えさせられた句として、こんな句に疑問符が、、、。
とある有名結社の、二番手、三番手の俳人。名前はよく売れているようだ。
☆ サングラス百円ショップで百八円
よく解らない。
さてさて、秋風が吹いて、環境としては申し分ない時季になった。句は少しも出来ない、アアアアー。

昨日は小雨の中を散歩。 整備された散歩道を、川向を走る電車を見つつ行く。途中龍の髭が咲いていた。秋も深まると濃い宝石のような紫の玉がつく。
🍏 留学生会館真昼しずかや龍の髭