老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

人生はやり直しがきかぬのが残念。

2022-04-07 19:21:13 | 日々是好日
    


俳句もダメ。
お裁縫もダメ。
全て中途半端だった。
物にならなかった。

人生を顧みると周囲の人達はみんな優しかった。

我儘で自己中心的だったと、今頃気づいた私と長く付き合ってくれた友人や家族。

図書館で借りた本。「妖談」
作者は、車谷長吉氏。

この人の名前は知っていたけれど本を読むのは初めて。

もし、ずっと前に彼の本に接していたら、私の心の持ちようも少しは変わっていたのではないかと思いつつ、読んでいる。

世間知らずの私だったと、自己嫌悪に落ちながら読んでいる。

経験と広い世界を知らずに、唯我独尊に生きていた自分が恥ずかし、、、、思ったり。

世間の何気ない一こまを彼の目線で表した短編集。

波乱万丈を望んではいないけれど、色々な世界を覗き窓から見る。
夜店の絡繰りで覗く世界と同じの作品集。
何んと狭い私の世界だったのかと残念!

今日はベランダの手入れに精を出した。
明日も、一日を大切にせねば。



     🍒     水琴窟へつぎつぎ集ふ花衣

     🐚     朧世を朧にいきて悔みけり


     
   






コメント
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