
歯科の診察台に坐った。
待たされている間に天井を見上げた。
歯科にしろ他の病院での診察室で天井を見上げて時間潰しをする経験は初めてだ。
真っ青。白い雲が浮かんでいる。
俳句が出来た。
雲を流した。
「雲流る歯科の天井、、、、」
季語を付ける。
四月 雲流る歯科の天井春尽きる
五月 ::::::::メーデー歌
六月 ::::::::四葩咲く
七月 ::::::::梅雨寒し
八月 いかずちや歯科の天井雲流る
十二月まで季語を探す。
歯科の天井を詠んだ句、今まで見たかな?これが発見だと思って考えていると先生が入ってきた。
どのような季語でも付くのが玉に傷だ。

散歩の途中に 「タダノ」に咲いていたのを見て門を潜って写真を撮らせてもらった。
以前に白蓮を見、今回は木蓮。
タダノはモクレンが好きなのでしょう。
🌸 白蓮に切られの与佐のやうな傷
昔、こんな句を作った。
風で触れ合った白蓮の花びらに茶色の傷がついている。そんな句だ。