老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

負うた子とドライブ

2023-05-01 23:01:35 | 老人日記
    
       新緑の大窪寺

今日は暇だからドライブにでも、、、と息子に誘われた。

どこへ行く。

近くでありながら行ったことの無い山合いの里へ、、、

    
    

思いがけず吟行となった。。。。

    ✾   峠路の記憶の藤の花なりぬ

隣合う町は阿波。
そこから結願の寺、大窪寺へ周る。

    

   ✾    天上から後光射しをり朴の花

今年は異常気温で、朴の花の咲くのも早かったらしい。
それでも、ぽつぽつと見物人が。
風が吹く。山と朴の花が呼応しあって大きく揺れる。

                

    ✾   蝮草早足で過ぐ森の奥

本当に珍しかった。森の奥の石楠花の根方で見つけた時は少し驚いた。
見飽きるまで見つめる花では無い。花には悪いけれど愛するには今一度の花。

    
                                     

    ✾    緑さす身のうちにあふれる信仰心

弘法大師の像。
藤の花が頭上で揺れていた。
遍路装束を着たわんこちゃん。

              
    
           ✾    憶えおく結願の日の白牡丹

結願寺の牡丹の花。以前より花の株が多くなっていた。

    

    ✾    初夏の村一番の大銀杏


          

こんな道しるべがあった。

南へ行こうか? 西へ進もうか?
幸福?幸福だろう?この不景気な昨今をどうにか生きているんだ。
不幸だと嘆きたい時もあるが罰が当たる。不幸だなんて宣うと?

後半の黄金週間が残っている。
旅に出る体力が無い。
それなりの日々是好日な~んだ。

6句全て、しり取り俳句で詠んだ。



   


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お散歩🐈ちゃん

2023-05-01 00:20:30 | 老人日記
 
    

散歩の途中で猫ちゃんが散歩に来ているのに会う。

私より少し老婦人が二匹の猫ちゃんを連れていた。

白い猫が二匹。
名前を聞くとハイカラな名前。
いつものように、もう忘れた。

                   

この猫ちゃんが10才。
余り歩こうとしない。
黒い口髭と額に黒い斜めの線が入っている。
これで二匹の白猫の区別がつく。

もう一匹が5才。
元気で夫人はこの猫に引っ張られるように後からついて行く。
まるで、犬の散歩のようだ。

兄弟ではないらしい。見ていてハナちゃんを想い出した。

      

猫ちゃんの家の近くの土手に花茨が咲いていた。

杖をついて、そろそろと歩を進める。
疲れるが、運動、運動。

猫ちゃんと遊んだり、茨の写真を撮って二時間近く、外の空気を吸った。

     

日々、身体の衰えに老おびえている日記だな~。


       😻    風薫る猫と遊びゐる既視感

   🌷    石楠花やそろそろ暖簾かけ替へな
    

     

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