老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

哀しい、、、ね

2023-05-23 23:28:38 | 老人日記
     

息子が生まれた日、そのころ高校生だった姪が、このお人形を持って、産院にきてくれた。
50年、もっと昔。
残っているんだ~な。

今、歌っている。(テレビの中)
どこが好き、、、て! 
分らん。
鳥羽一郎の事。
声も、口を横に回しながら歌う姿?
やっぱり演歌歌手の中で一番に好きだ。

その前に姉妹で歌った歌手がいた。
昔から彼女らのファンだ。
CDの全集だって持っていて、時々聴く。

今夜は、うた番組の中で「トルコ行進曲」を姉妹で歌った。

ああ、、、気の毒だった。
聴きながら、私の胸まで苦しくなった。
声の出ない歌手!
姉はもう80才だろうな!
歌っている顔は歪んでいる。悲壮感が滲んでいる。気の毒だった。
妹が一生懸命フローをしているが、、、
音程まで狂っていては、、、、、
歌い終えた時、空を仰いで手を上げて祈りの型をした。
それでも お、き、の、ど、く、、、、

自分は老人日記で老いてゆく自分をさらしている。
老いから逃れられない。

名曲 と言っているが今日のトルコ行進曲は 迷曲だった。
姉妹ユニットももうお終いだ。
今夜の、かっての童謡歌手さん、声が出ないのにテレビで恥を晒すことは無いでしょうに。。。
老いは哀しいな。


しり取り俳句から

     🐈    たまんない何うつたへる仔猫の目

     🕯     燃えつづける原爆の火や白牡丹

     👧    更衣野外で音楽の授業

     🐟    金魚玉ほっぺでころがすニッキ飴

目、 牡丹、 更衣、 ニッキ飴      を繋ぐ。

    

コメント
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