連れ合いは何事も無かったように寝ている。
白川夜船だ。
朝、ベッドに腰を掛けたまま立ち上がれない。
身体から力が抜けて腰も抜けている。
驚いて声をかける。
脈を測ると不整脈だ。
少し落ち着いたところで、病院に行く。
タクシーでなくても、自分が運転をすると言って、それなら私も一緒について行くと急いで仕度。
病院では、夫の様子を見た看護師が、すぐに病室に案内をし、医師の診察。
心電図をとりベットに、、、
何人もの看護師が付き、機械から何本ものコードが胸から、、、
点滴も始まり、夫の顔色も悪く私も生きた心地がしない。
医師から、様子を見ますが今日は病院から帰れないかもしれませんと言われる。
点滴と薬が効いたからか、脈も正常になり半日で、病院から帰れた。
(病院用の、、診察券の他、諸々の必需品入れ。重くてカバン類はもう持てぬ)
少し遠いけれど、かかりつけの病院だ。
今までの既往歴があり、医師は三年前にも同じ症状がありました。
、、、、、、
私は忘れているのだ。
かかりつけの病院の大切さが「良かった」と身にしみた。
ふと思った。
今回は不整脈が原因で座ることもできないくらい弱りこむ。
80才をすぎれば、どんな病気が襲い掛かるか、先入観をもった覚悟も必要になる、、、と考えさせられた。(夫婦ともに)
老々介護の覚悟もいる。
私は、腰が痛くて、ベッドの傍で付き添っていて、立ったり座ったり歩くのも痛くて、本当に辛かった。
しかし、家に帰れた。
なんと、夜はノンアルのビールを飲んだ。
よろこぶべきだろうな。
このくらいの突発の病気でよかった。少し年齢とまともに向き合えと言う、神様の注意と受け止めよう。
35度もある毎日だった。
熱中症の心配をして、私がいくら止めても志度の家の草取りに行っていた。
それも原因?かとも思うが、言う事を聞かぬ頑固親父に心配をかけられた。
ともあれ、正常に戻って良かった。