老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

電気なければ只の箱

2024-09-12 11:13:03 | 老人日記
      

10日ほど前にスマホが壊れた。
突然、画面が真っ黒になってしまう。

使いなれぬ新しいスマホに、まだ立ち往生もする。
やっと撮った写真をスムーズに遅れるようになった。

壊れたスマホは只の箱になった。
ボタンを押しても、如何せん動かない。

昔、稲畑汀子氏の文章を思いだした。
汀子さんが、初めて小学生に指導をした時。
生徒の一人が
「冷蔵庫電気なければただの箱」
と言う俳句を作ったそうだ。
それをエピソードとして語っていた。

それを思い出した。
スマホも壊れて、ただの箱になってしまった。

新しいスマホは少しばかり使いこなせないけれど、そのうち往々に、只の箱から卒業を出来るだろう。

今朝の私の部屋の植物たち。
みんな元気だ。


     @    夏ばてや藍色の陶の枕もて
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする