「大阪水曜ほっと集談会」公式ブログ

2月19日(水)14時~・2月18日(火)20時~(ZOOM)にてリモート集談会を開催します

私の好きな森田先生の言葉!

2022年05月11日 21時33分47秒 | コラム 

大阪水曜ほっと集談会一世です。

頭の悪い私にも、最近大きなギフトがありました。

18歳の頃に読み飛ばした森田先生の言葉が、ガンガン心に響くのです。

悲しみは悲しみのまま、苦しみは苦しみのままであるよりしかたがないように、とらわれはとらわれるよりしかたがありません。

それは私どもの心の事実であります。

悲しい時に喜ぶことのできないように、とらわれるときはとらわれを否定することは不可能であります。

私は自分が正しいと思うときに肝に銘じている森田先生の言葉があります。

私はそれがいいか、わるいかを問題にしているのではありません。

わたしはただ、自分の心の事実をいっているのです。

自分の心の事実をありのままに認め、ありのままに白状するだけです。

私は倫理学者ではありません。

私はただ、事実を正しく観察し、研究する科学者でありたいと念じている者です。



2022・5・11 一世

 


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森田先生の予言?

2022年05月10日 05時28分33秒 | コラム 

 

大阪水曜ほっと集談会一世です。

5月8日で魔のゴールデンウイークが終わり、漸く休みが取れました。

10日間で休みが1日の貧乏暇なしの私です。

昨日は、朝から大好きな珈琲所コメダ珈琲店でモーニング、ああ幸せ!

貧乏人には、貧乏人の喜びがあるのです。

ところで皆様森田先生は、数多くの予言をされているのをご存じでしょうか?

以下森田先生より、

なお私の神経質の病理と治療法は、社会問題・教育・宗教などにも、多くの着眼点を与えるものと、私は信じているのである。

森田先生が生きておられたら今の時代をどのように認識されたでしょうか。

自身の経験から神経質性格の良さが初等教育から、ゆがめられることがないことを切に願います。

個人的には森田療法のフィールドは本当に広くあらゆることに応用できると思いますが小学生にも理解できるような時代に即した柔軟なアプローチが求められる気がしています。

さらに森田先生は、

今日失業者の非常に多い世の中に、神経質者がなかなか失業しないことである。

これもかなり当たっていますね。

抑鬱等で一時的に休職をされても、すぐに職場復帰され集談会をうまく活用しながら自分のペースを見つけ、その誠実で優秀な資質を発揮された方も多いのです。

私なども青い正義感から上司とぶつかり適応障害に追い込まれましたが、解雇には至らなかった。

まあ、お客様に評価していただいたのでありがたかったです。

その代わり笑えませんが、転勤は5回でしたが。(笑)

これ事実ですが、一世を転勤させるなと会社に言う!

と言われたお客様もありました。

まあ、ありがたいとしか言いようがないです。

転勤したことで大阪水曜ほっと集談会に参加するようになり、現在に至っています。

転んでもただでは起きない神経質者です。

現在では、オンライン化により全国の仲間の皆様との交流も生まれました。

ここらで1億円ほど寄付したいのですが、孫の子ども銀行のお札しか持ち合わせていないトホホの私です。



2022・5・10 一世


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動的平衡からみた生活の発見会の組織論

2022年05月09日 06時09分43秒 | コラム 

大阪水曜ほっと集談会一世です。

コロナ禍により社会の仕組みや価値観の変化を感じる私です。

これは森田療法を学ぶ私たちのNPO法人生活の発見会も例外ではありません。

私たちの大阪水曜ほっと集談会も3年前から完全オンライン化しました。

お陰様で北は北海道から南は沖縄まで参加があり、交流がございます。

様々な情報がリアルタイムで縦ではなく横から入ってくる。

情報量は、比較できない程爆上がりです。

もはやブロックや支部の括りは重要ではありません。

既に私たち大阪水曜ほっと集談会は、独自に様々な試みを行っています。

数年後には独自に基準型学習会の開催も夢ではありません。

このような現象は社会的には※パラダイムシフトと呼ばれているようですが、よくわからないです。

さて、最近生物学者の青山学院大学、福岡 伸一教授の唱える動的平衡について関心のある私です。

何度読んでもわからないのですが、実は発見会活動に大きなヒントがあるのです。

学生時代に読書恐怖を隠れ蓑に学びを放棄してきた私です。

無知・無学のつけは受け入れるしかありません。

生命とは何か?

ひとりの分子生物学の学者のこの研究テーマが、企業の経営やスポーツのマネージメントを大きく変えようとしているのです。

生命を個体としてではなく絶えず変化しながらバランスを保つひとつの現象としてとらえるこの研究から組織の在り方を学ぼうとする動きがかなり前から提唱されています。

従来のピラミッド型の組織体系では、もはやこの変化の激しい時代に対応できないのです。

この動的平衡を押し広げていくと真っ先に要らなくなるのが社長や監督だそうです。

面白いですね。

従来脳が司令塔で各臓器に命令すると言う発想が実は脳は、情報を発信するだけで各臓器は個別に判断し機能しながら生命体を維持している。

特に食物を吸収する腸は第二の脳と呼ばれるのはその所以であります。

医食同源とは、深い言葉です。

最後に福岡 伸一氏のユーチューブ動画にアップされたフォーラムより抜粋します。

※動的平衡

それを構成する要素は、絶えまなく消長、交換、変化しているにも関わらず、全体としての一定のバランス、つまり恒常性が保たれる系

一年前のあなたと今のあなたは、生命体としては同じ人間ではないのです。

一向に症状が消えず同じですと何度も自己紹介で言われているあなた、それは事実ではありません。

あなたが神経質性格を有しているのであれば、必ず森田療法の学びにより変化します。

この動的平衡の中に森田博士のいわれる、「人生は絶えざる変化であり創造的進化である」を重ねるのは言いすぎでしょうか?



2022・5・9 一世

※「パラダイムシフト」とは、その時代に当然と考えられていた物の見方や考え方が劇的に変化することを指します。


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森田はタモリか?

2022年05月08日 06時37分12秒 | コラム 

大阪水曜ほっと集談会一世です。

二日酔いで、完全に意味不明なタイトルですが、ご容赦を!

天からの啓示のように言葉が降ってわいてくるのです。(大袈裟じゃ)

随分発見会でお世話になったので2千万円くらい寄付しようかな?

と思ったところで目が覚めた私です。

完全に夢でした。

財布に200円しかない現実に思想の矛盾を感じています。

ところで森田博士と同じ姓の芸能人のタモリ氏に親近感を感じる私です。

タモリ氏の本当の姓は森田です。

当然直接お会いしたことがないので、あくまでも想像です。

タモリ氏ですが、まず社会常識にとらわれないようですが、ベースは極めて常識人だと思います。

さらに自然体です。

そして笑いが薄味なので押し付けがない。

伝説的お昼のバラエティ番組「笑っていいとも」が30年以上続いたのも頷けますね。

ブラタモリも好きで、平日の昼間ぶらぶらしていたら完全に不審者!

さて、そのタモリ氏を見出したのがギャク漫画の第一人者の赤塚不二夫氏であると言われています。

以前にも大阪水曜ほっとブログで紹介しましたが、あらためて投稿させていただきます。

「だいたい理屈が勝つ人間というのは、僕の長年の観察によると、本当に頭がいいわけではなく、小利口なんだな。

小利口な人間が一番始末に悪いのだ。

理屈という鎧で自分を守り、妙な自信を持っているから。

小利口な人の自信というのは、実はコンプレックスの裏返しで、単に片意地を張っているだけで、根拠も何もあったものじゃない。

本当に頭のいい人は精神が柔らかく、臨機応変で、自信をひけらかすことなどないのだ。」

※「赤塚不二夫氏・漫画家・これでいいのだ、さよならなのだより」

赤塚不二夫が描くアニメ「天才バカボン」の主人公であるバカボンのパパのキメ台詞が好きな私です。

これでいいのだ!

この言葉の中に森田療法のあるがままに通じる感性を感じるのです。



2022・5・8 一世


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森田は時空を超える。

2022年05月07日 06時23分47秒 | コラム 

大阪水曜ほっと集談会一世です。

このブログ、内容はでたらめであるがタイトルだけは独創的であると自画自賛の私です。

さて昨日短い時間ではあったがうれしい再会があった。

約30年ぶりに、かつて集談会活動を共にさせていただいた先輩会員にお会いしたのである。

ご夫婦でとてもお世話になった大切な方である。

現在も集談会に参加されていると伺い更に喜びが倍増した。

ありがたいことである。

それにしても不思議なご縁である。

通常30年も疎遠であれば会話が成立しないだろう。

ところが昨日のことのように話題が泉のごとく溢れ出て来る。

親族でも友人でもない私たちであるが、ある意味人間のもっとも弱い部分で繋がった魂の家族である。

ここのところ発見会の内外を問わず、プライベートでもうれしい出会いが続いている私である。

今までの生きざまの成績表を渡されたような気がしている日々である。

金無し、地位無し、根性無しがキャッチフレーズの森田 正馬学級の劣等生の私であるが、本当に人には恵まれた。

森田療法というものが存在しなければ生涯出会うことはなかった私たちである。

森田先生もまた時空を超えて私たちに、このように語りかけておられる。

われわれは自分が神経質に生まれたという素質に対して、感謝すべきであろうと思われます。



2022.5.7 一世


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