明日で連休は終了です。
連休中はまだ1日しか撮影に出かけていませんでしたが、
明日は毎年恒例になっているヤマアジサイの咲き具合を見に鎌倉へいざ♪♪
コアジサイや花笠が咲いていてくれるといいのですが…
今日は連休前に近所の公園などで撮った花をアップしたいと思います。
ハンショウヅル(半鐘蔓) キンポウゲ科センニンソウ属
4/15に撮ったときはまだ蕾でしたが、紅紫色の鐘形の花が咲いていました♪
花の内側はフェルトのようで温かそう♪♪
コマツヨイグサ(小待宵草) アカバナ科マツヨイグサ属
北アメリカ原産の2年草。
明治後期に渡来したといわれ、昭和に入ってから急激に広がったそうです。
待宵草と名にはついていますが、花は日中でも咲き、花径は2~3センチほど、小ぶりです。
オカタツナミソウ(丘立浪草) シソ科タツナミソウ属
丘や雑木林のふちなどに生える多年草です。
この花の蕾を見るたび、ダチョウが首を伸ばしている姿に見えてしまいます(^^♪
ツメクサ(爪草) ナデシコ科ツメクサ属
庭や道端など、どこにでも生えている1~越年草です。
茎は株の根元から枝分かれし、地面を這うように広がります。
5弁の白い花は2~3ミリくらいでしょうか、、よく見ないと見過ごしてしまうほど小さな花です。
ヘビイチゴ(蛇苺) バラ科ヘビイチゴ属
トウバナ(燈花) シソ科トウバナ属
ハナイバナ(葉内花) ムラサキ科ハナイバナ属
花径2~3ミリの淡い青紫色のとてもかわいい花です。
単体で遭遇すると、いつもキュウリグサとどちらがどちらか分からなくなる悩ましい花です。
キュウリグサ(胡瓜草) ムラサキ科キュウリグサ属
ハナイバナよりも道端などによく生えているように思います。
花径2ミリと小さな小さな淡青紫色の花を、花序をのばしながら付けます。
故に、風にゆらゆら、、、撮影をするときは気合を入れないと。。
ヤブジラミ(藪虱) セリ科ヤブジラミ属
野原に多く生える越年草。
葉は人参の葉にちょっと似ているような気がします。
果実(4枚目の画像)は褐色で、棘状の毛が密生し先端がかぎ状に曲がっているので、
動物に付着して種子を運んでもらいます。
ハクウンボク(白雲木) エゴノキ科
ベニバナトチノキ(紅花栃の木) トチノキ科
キツネアザミ(狐薊) キク科キツネアザミ属
建て替えられたコンビニの新たに作られた花壇に1株だけ生えていました。
タムラソウかな、、と思っていましたが、調べてみるとキツネアザミのような。。
きっと種子が土に紛れていたのでしょう。
ヒメヒオウギ(姫檜扇) アヤメ科
今まで「シロバナマンテマ」で掲載をしていましたが、
検索しているうちに、「ホザキマンテマ」かもしれないと感じています。
もう少し調べてみたいと思いますので、しばし花名は保留ということで…
( 撮影日:2018年4月27日 )
タニウツギ(谷空木) スイカズラ科
鉢植えされているので1メートルほどの大きさですが、
淡いピンクの花をたくさん付けていました。
斑入り葉で上品な印象、園芸種かもしれませんね。
ヤマボウシ(山法師) ミズキ科
別名:ヤマグワ
小さな花が20~30集まった球形の頭状花序はまだ蕾の状態ですが、もう少しすると淡黄色の花が開きます。
4枚の白い花弁のように見えるのは総苞片です。
名札には「かんぎ」と書いてありましたが、
図鑑やネット検索をしても出てきませんでした。
何でしょうか??
名札には「たちばなそう」と書いてありましたが、
たぶん「クサタチバナ(草橘)」。
ガガイモ科で山地の林の中などに生える多年草で、箱根湿生花園でも見ることができました。
フタリシズカ(二人静) センリョウ科
白い花には花弁は無くて、3個の雄しべが丸く子房を抱いています。
和名は静御前とその亡霊の舞姿にたとえたものだそうですが、、、
チョウジソウ(丁子草) キョウチクトウ科
オオムラサキツユクサ(大紫露草)
松嶺院には季節ごとにいろいろな花が咲きます
石塀の内側から山門を…
ヒトツバタゴ モクセイ科
名札は付いていませんでしたが、
ヤマアジサイ「霧の三彩(きりのさんさい)別名:九重山(くじゅうさん)」ではないかと思います。
淡い水色の装飾花と細かな斑(ふ)が入った葉が美しい品種で、
私の好きなヤマアジサイのひとつです♪
今はまだ蕾ですが、開花が待ち遠しい~♪♪
撮っているときには色の濃いハンショウヅルだと思っていましたが、
たぶんクレマチスの園芸種ではないかと、、、
竹垣にからませているクレマチスはなかなか趣があります。
山門を出たところにも♪
( 撮影日:2018年4月29日 )
円覚寺に10以上ある塔頭のひとつ、松嶺院は往年のスターの佐田啓二・田中絹代や
作家の開口健のお墓があることで知られています。
また様々な山野草が植えられていて、特別拝観の日はその花たちを愛でることができます。
今日と明日は松嶺院の花たちをご紹介したいと思います。
クルマバツクバネソウ(車葉衝羽根草) ユリ科ツクバネソウ属
昨年夏に栂池自然園で見ることができましたが、
それに比べ葉も花もかなり逞しい印象です。
もともと深山の林内に生えている植物ですから、
日当たりの良い鉢植えであることを考えれば納得できます。
たぶん鎌倉でこの花を見られるのはここだけではないでしょうか♪
ホウチャクソウ(宝鐸草) ユリ科チゴユリ属
山野や林内で見るのに比べて、花弁の付け根がほんのり赤みを帯びています。
日当たりや栄養のせいか、、、もしかして園芸種でしょうか??
ムラサキセンダイハギ(紫先代萩) マメ科
名札には「センダイハギ」と書かれていましたが、正しくは「ムラサキセンダイハギ」。
北アメリカ原産で、日本では園芸種として栽培されているそうです。
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「センダイハギ(先代萩)」は、箱根湿生花園や東慶寺で撮影をしていましたので、参考までに。。
2015年5月6日・東慶寺
2017年5月21日・箱根湿生花園
ツボサンゴ(壺珊瑚) ユキノシタ科
名札には「ツボサンゴ」となっていましたが、
今まで見てきたツボサンゴに比べ、花が大きく花数が多いような気がします。
秋に付く赤い実は同じだと思うのですが…
2014年10月12日撮影
紫色が鮮やかなミヤコワスレ(都忘れ)
イッサイマユミ(一才真弓) ニシキギ科
山野に生えるマユミに比べ小ぶりです。
名に“一才”と付くのは「茎や草丈が小さくても実がつく」ということだそうで、
確かに、鉢植えにされているためだけではなく、木の高さは1メートル弱と低いです。
それでもちゃんと秋には実を付けていました。
2014年10月12日撮影(赤い種子はまだ顔を出していませんが)
ニオイロウバイ(匂い蝋梅) ロウバイ科
北アメリカ原産の落葉低木です。
メロンのような強い香りがするそうですが、、、ほとんど匂いは感じませんでした。
境内にはクロロウバイ(黒蝋梅)もありましたが、見ごろを過ぎていました。
名札には「ダルマウツギ」とありましたが、
たぶん「ダルマノリウツギ(達磨糊空木)」ではないかと…
ノリウツギの歪性種で節間が短く背丈も伸びにくい品種で、鉢栽培に向いているそうです。
花が見られるのはもう少し後ですね。
境内からは楓越しに山門を横から見ることができます
( 撮影日:2018年4月29日 )
ここ数か月パソコンの調子が悪くて四苦八苦してしていましたが、やっとパソコンをリニューアル♪
メールアドレスが消えてしまったり、保存をしていた文書をデスクトップに置いていたため
すべて無くなってしまったりと痛いアクシデントはありましたが、
これから快適な環境でネットを楽しめそうです。
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連休前半の4/29に久しぶりに北鎌倉にある円覚寺に行ってきました。
主な目的はカヤランとヒトツバタゴ、そして新緑の境内です♪
ウツギ(空木)
イモカタバミ
塔頭・富陽庵
石垣の間からもウツギ
居士林
楓秋の紅葉よりも新緑が見事です
ヒトツバタゴ モクセイ科
別名:ナンジャモンジャ
仏殿裏の法堂(はっとう)跡に植えられていて、毎年白い花をたくさん咲かせます
日本では愛知県、岐阜県、対馬にだけ自生をする樹木のひとつだそうです
別名は昔、明治神宮外苑にあった大木は有名で、
名前がわからずナンジャモンジャと呼ばれていたとのこと、、、面白いですね
ボダイジュ(菩提樹) シナノキ科
大方丈の前庭にあることは今まで全く気付かず
今回初めて蕾がぶら下がっていたことで気付くことができました
葉腋から散房状の花序を下向きに出し、今はまだ蕾の状態でしたが
淡黄色の香りの良い花を開きます
花序の柄にはへらのような形をした葉状の苞が1個あり、
秋の落葉の時期、実をぶら下げた苞が落ちるときクルクルと舞うのです♪♪
白鹿洞前にはシャガやクサノオウが咲いています
黄梅院・聖観世音堂
黄梅院にもウツギの白い花
如意庵の梅の木に着生したカヤラン
まだ花は開いていませんでしたが、何とか今年も生き残ってくれていました
カヤランは円覚寺では仏殿前や大方丈のビャクシンでたくさん見ることができたのですが、
ここ数年、塔頭・如意庵以外ではほとんど見ることができなくなってしまいました
*** 6年前、2012年に撮影をしたカヤラン ***
仏殿前のは本当に見事でした
黄梅院の梅の木に
( 撮影日:2018年4月29日 )