アップが前後してしまいますが、秋のお彼岸9/22に行った日影沢の秋の花を
数回に分けてご紹介したいと思います。
まずは、タデ科の花…♪
日影沢では数種類が同じエリアで咲いていて、
撮影中はミゾソバやボントクタデ、アキノウナギツカミなどは判別できたものの、
帰宅後のパソコン画面で意識せずに数枚撮った中に初めての花があったり。。
いつものことですが「この花は??」状態で数日を費やしてしまいました(^^;
少し離れた所に白花がありました♪
ミゾソバ(溝蕎麦)
瀬上市民の森のに比べ、ちょっと華奢でガク片の色も控えめな印象でした
ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)
特徴的な三角形の葉と下向きの棘がある茎で、一目で同定できます
ボントクタデ(凡篤蓼)
茎は50~100センチになり、紅紫色
長さ5~12センチの花穂に3ミリ程度の小さな花をまばらにつけます
少しの風にもゆらゆら~息を止めての撮影です
アキノウナギツカミ(秋の鰻掴み)
葉の披針形、基部は矢じり形というところでミゾソバと見分けることができます
茎を手で触ると鋭くはないものの棘があります
でも、花をアップで見るとミゾソバと区別が付きにくいですが、
花はミゾソバの半分程度と小さめです
アキノウナギツカミ(?)
アキノウナギツカミに似ていますが、何となく違うような…
ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください
撮影中は意識していなかったので、茎の棘の有無など確認をしていませんでした(^^;
タニソバ(谷蕎麦)
なんか違うなぁ~程度の認識で撮ってきた花
ミゾソバに比べ花がかなり小さかったように記憶しています
撮影には定規を用意して出かけているのですが、つい夢中になって計るのを忘れてしまい(^^;
この画像ではわかりにくいのですが、ガク片の中の葯は黒っぽく見えます
タニソバ(?)
ミヤマタニソバ(深山谷蕎麦)
御岳山で撮ったのはガク片の先端の色が緑っぽかったので、
違うタデ科の花かと思い検索を重ね悩んだ花です
いろいろ調べているうちにガク片が赤みを帯びるものがあるということがわかり
やっと同定をすることができました
ツリフネソウ、ミゾソバ、ボントクタデ、、アキノウナギツカミもみんな仲良し
来年はじっくり腰を据えて、ひとつひとつの種類をちゃんと撮りたいと思っています
( 撮影日:2019年9月22日 )
日影沢のアップがまだですが、
昨日行った舞岡公園で初めて見ることができた花が3種ほどありましたので、
先に紹介をさせていただきます。
秋の花の撮影は今まで主に自宅近くの瀬上市民の森に行っていたのですが、
台風15号でがけ崩れ、倒木、土砂流出が起き、全面通行止めになってしまいました。
けれども、代わりに行った舞岡公園で以前から見たいと思っていた花を撮れたので…♪
秋の花の代表、コスモスが風にゆらゆら
マヤラン(摩耶蘭) ラン科
神戸市摩耶山で見つかったことから付いた名だそうです
春蘭を細~くしたような印象で、色もまわりの草や土に同化しているので、見逃すところでした
ノダケ(野竹) セリ科
何度か蕾は見たことがありましたが、花は初めて、、、
9/29にも蕾があったので、きっと花が♪と思い探しましたが、
蕾があった場所には姿が無く
花は終わりに近い状態でしたが、別の場所でこの1株を見ることができました。
コケオトギリ(苔弟切) オトギリソウ科
刈取りの終わった水田の畦にへばりつくように生えていました
花径は7~8ミリと小さく、花弁は5個、ガクは花弁よりも長く5個あります
刈り取る前でしたらきっと畦に入ることができず、
見ることができなかったと思います
アゼナ(畦菜) ゴマノハグサ科
前出のコケオトギリと同じ刈取り後の水田際に生えていました
5~6ミリの小さい花は、淡紅紫色でかわいいです
テングダケ
マヤランの根元に1本だけ生えていました
可愛いなぁと思って撮ってきましたが、帰宅後に調べて毒キノコのテングダケと分かりビックリ!!
ルリシジミ(雌)
じっとしていてくれたので、撮ることができました
身近な所で見るシジミチョウよりも少し大きめな印象です
( 撮影日:2019年10月6日 )