近くの瀬上市民の森が台風の影響で入れなくなってしまっているので、
秋の野の花の撮影は自宅からバスで行ける舞岡公園へ♪
9/29、10/6、10/20の3日間で撮った画像は1500枚(^^;
野の花は94種類もありました。
今日から数日に分けてご紹介をしたいと思っていますので、
またお付き合いください。
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まずは水田や畦などに咲いていた花からご紹介します。
アゼナ(畦菜) ゴマノハグサ科
水田などに普通に生える1年草だそうです
幅は5~6ミリの小さな花です
イボクサ(疣草) ツユクサ科
水田や湿地に生える1年草です
花弁の白から淡い青紫へのグラデーションがきれいです
水田の中で群生をしているのが見られました
中心の淡いブルーのは雄しべで3個、その周りにある白っぽいのが仮雄しべ3個だそうですが…
仮雄しべの役割は・・・なんなんでしょうか
オモダカ(面高) オモダカ科
稲のすぐ根元に生えていました
1枚目は雄花、2枚目は雌花で3枚目がまだ若い集合果です
運よく畦の近くに生えていたので、ラッキーでした
キクモ(菊藻) ゴマノハグサ科
浅い水のなかに生える多年草だそうですが、
舞岡公園では水田の中にびっしりと生えているのが見られました
水田の中には入れないので、なんとか畦から手を伸ばしての撮影♪
花は淡い紅紫色や少し濃い目の色などがありました
葉は春菊に似ていて、お浸しか天ぷら??って、食べられるかどうかはわかりませんが(^^;
コケオトギリ(苔弟切) オトギリソウ科
休耕田や湿地などに生える小形の1年草です
舞岡公園では稲刈りの終わった水田の畦にへばりつくように生えていました
他の場所で生えていないか探したのですが、見つけられませんでした
10/20にもう一度と思い探したのですが、見つけることができませんでした
花径は4ミリ…小さいです
コシロネ(小白根) シソ科
瀬上市民の森では水田の端っこに生えていました
舞岡公園では残念ながら小谷戸の里で水鉢の中で保護され、ちいさな白い花を咲かせていました
花冠は長さ3ミリ、極小なのでパソコン画面で拡大をして見ないと花の様子が確認できません
コナギ(小水葱) ミズアオイ科
水田の厄介者として見つかると抜かれてしまう運命
たった1輪が生き残っていました
野の花好きには厄介者ではなく、出会いたい花の一つなのですが。。
タコノアシ(蛸の足) タコノアシ科
台風の影響か、真っ赤に茹で上がる前に茶色に変色をしてしまったようです
休耕田の奥にミゾソバと一緒に群生をしますが、近くに寄れないので遠目で
チョウジタデ(?) アカバナ科
和名の丁子蓼は、姿がタデに、花がチョウジに似ていることによるそうです
水田や湿地に多い1年草
撮影中や画像整理中はチョウジタデと思っていたのですが、、、
図鑑やネット検索で調べてみるとどうも違うかもしれないし、そうかもしれない…と迷いが(*_*;
同じ仲間のウスゲチョウジタデかな??
でも、どちらも4弁花(図鑑などによると)となっているので、この画像のは5弁花???
どんどんわからなくなってしまいます。
葉が紅葉していることや果実の姿などでチョウジタデとしました
ウスゲチョウジタデ(2018年9月2日 瀬上市民の森で撮影)
ミゾカクシ(溝隠) キキョウ科
別名:アゼムシロ(畦筵)
名前の由来は、筵を敷いたように一面に広がって生えることからですが、
葉の多さに比べ意外に花は少な目に感じます
今回は稲刈りが終わった田の畔際で1つだけ見つけたものです
もともと舞岡には少ないのか、時期が遅かったのか、、、
でも、見つけられて良かったです
( 撮影日:2019年9月29日、10月6、20日 )