Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

いのち

2006-11-19 | 想い・雑感
 人間いつかは死ぬ

 これは明白な事実であるが
 自分が実際に死ぬところは
 自分で見ることはできない

 つまり一人称の死
   自分自身の死というものが
     なんなのか
 死ぬまで
 いや 死んでも分からない

 自分が死からまだ遠いと感じているときには
 あっけらかんと
 いつかは死ぬもの といえるが

 いざ 死が 現実味を帯びて来るにつれ
 どんどんと 自分の命がいとおしくなる
 いのちが 恋しくなる

 そこのところを
 わかりたい

苦痛

2006-11-19 | 医療・病気・いのち
 皆、癌の治療を行うときには、癌細胞が完全に体から排除されることを期待して行う。初期の治療で、それが完全になされれば完治したことになる。しかし、体のどこかに癌細胞が隠れていれば(臨床上発見されない転移が既にあれば)いずれそれが再発として姿を現してくる。

 胃癌の場合は、5年経過をみて再発を認めなければ、まず完治していると判断する。しかし乳癌の場合は、5年以後も再発の可能性がついて回る。癌細胞の増殖速度が比較的緩やかなために、転移巣が大きくなるのに時間がかかるためと思われる。

 術後8年目に、骨転移が見つかった方がおられる。最初に乳癌と診断されたときにショックを受け、再発と診断されまた打ちのめされる。大きな衝撃を二度も味わうことになる。さらに、脊椎への転移だと、痛みとともに脊髄への影響の不安がある。痛みはかなりコントロールすることができても、脊髄への影響から麻痺が出てしまうと治療は難しい。放射線を当てることにより軽快することもあるが動けなくなることもある。

 多くの癌が治癒する中で、まだまだ再発してくる人もたくさんおられる。死を現実のものとして背負っていくつらさ。体が自由にならないいらだち。肉体的苦痛に対する不安。

 やはり癌は、いろいろな意味で難しい。

 

同窓会

2006-11-19 | 想い・雑感
 中学校の同窓会に参加した。
 
 随分長い時が過ぎたが、ほとんどの顔はみれば分かる。

 幼い頃に、同じ場所、同じ時間、同じ空気に触れていた仲間達。

 それぞれの人生を背負って、
 様々な喜びや悲しみを経験して、再会する。
 懐かしく、穏やかな時間でした。