昔、薬といえば一回分を紙に包んであり、その紙は野球のベースのような形に折りたたまれていた。それだとさすがに、紙ごと薬を飲み込む人はいなかったろうと思うが、最近の錠剤のようにシートから押し出す包装になっているものの場合、時にその包装ごとのみ込んでしまう方がおられる。特に一回分ずつ几帳面に切ってあったりすると、うっかり飲み込んでしまうようだ。
飲み込んだものが、食道や胃にとどまっていると、内視鏡で取り出すことになる。しかし、意外と包装の周囲は鋭利なので、粘膜を傷つけないようにするのはなかなか難しい。そこで場合によっては太いチューブを押し込みそれで粘膜を守りながら取り出すという、大事になることがある。
胃を通り越して流れて言ってしまっている場合には、そのまま便と一緒に出てくれるのを期待することになる。しかし、途中で腸を破ってしまえば手術が必要となる。また出口で粘膜を傷つけ、出血してしまうこともある。
治療のための薬を処方してもらっているのに、そのためにこのような危険なめにあうのは悲しい。
薬はきちっと包装紙から出して服用してくださいね。
飲み込んだものが、食道や胃にとどまっていると、内視鏡で取り出すことになる。しかし、意外と包装の周囲は鋭利なので、粘膜を傷つけないようにするのはなかなか難しい。そこで場合によっては太いチューブを押し込みそれで粘膜を守りながら取り出すという、大事になることがある。
胃を通り越して流れて言ってしまっている場合には、そのまま便と一緒に出てくれるのを期待することになる。しかし、途中で腸を破ってしまえば手術が必要となる。また出口で粘膜を傷つけ、出血してしまうこともある。
治療のための薬を処方してもらっているのに、そのためにこのような危険なめにあうのは悲しい。
薬はきちっと包装紙から出して服用してくださいね。