Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

百年の孤独

2008-08-17 | 想い・雑感
知人から焼酎をもらった
その名前は

百年の孤独

人間だったら一生孤独っていうこと?
そんなの耐えられないなぁ
と思いながら
本当の病名を告げられないまま
家族と心からの別れをできないで旅立つ孤独
などにまで思いを馳せたが

どうやら焼酎のタイトルは
小説の 百年の孤独 からとったらしい

どういう思いで焼酎にその名前を冠したかはわからないが
この機会に
この有名な小説を読んでみようかな
うーん 読まないかなぁ?

なおこの焼酎
とても美味しい!!

突然の殺戮

2008-08-16 | 想い・雑感
第二次世界大戦も終わる頃
日本各地の都市上空を
B29などが悠然と飛んでいたと聞く
日本の高射砲が届く高度より上を飛んでおり
事実上まったく安全なところから
地上を睥睨していたこととなる

そこから落とされる焼夷弾や爆弾から逃げ惑う市民
それで十分なはずなのに
なぜ原爆投下が必要だったのか
しかもたった数日しかずらさずに
広島に引き続き長崎に落とす必要がなぜあったのか

戦争終結に向けてということであれば
広島の後もっと間をあけても
不都合はなかったのではないのか

両都市に落とされた原爆の種類が違うと聞いたことがある
そこに実験の意味合いを色濃く感じるのは私だけだろうか

そもそも非戦闘員を標的とした殺人は
どうして正当化されるのだろうか

アメリカに
グルジアへの爆撃を非難する資格はあるのだろうか

放射線による副作用

2008-08-15 | 医療・病気・いのち
治療手段は両刃の剣という側面がある

ガンが頸椎と胸椎に転移し
痛みとしびれを訴えるSさんに対し
症状の緩和目的で
放射線治療を開始した

徐々に痛みが軽減し
少し胸をなでおろしていたのだが
急に強い咽頭痛(のどの痛み)を訴え
食べ物を飲み込むこともできなくなった
放射線によってのどの粘膜が傷んでしまったのだ
いたしかたなく予定の半分で中止となった

転移した癌に効果があるのだが
正常の粘膜を傷めてしまったことになる

あの手この手で何とかのどの痛みは軽快しつつあり
食事も食べられるようになってきたのだが
さあ 放射線治療を再開するかどうか
なかなか判断の難しいところ

骨転移に対する放射線治療は
癌をなおすというより
症状を少し楽にするという目的が第一である

それほど命を長引かせる効果が期待できない上に
他の苦痛を引き起こすようでは
なかなか積極的に再開は勧めにくい

ものさし

2008-08-14 | 想い・雑感
アメリカで車を走らせれば
最高速度を示す交通標識は
当然の如くマイル表示になる

小学生の頃から
メートルを基本に長さを見てきたものには
なんと面倒くさいこと と感じる
どうしても最初のうちは
マイルからKmへと頭の中で変換して考えようとするからだ

でもしばらくすると
マイル表示に慣れてきて
マイルでそのまま理解するようになる
時速55マイルといわれれば 55マイルなのである

価値観というものさしも
同様な面がある
この世に生を受け
当然のように自分の中で育まれてきたものさし
異なる物差しがそこにやってくると
強い違和感を感じ すこし混乱する
しかしそのものさしに接しているうちに
受け入れられるようになることがある

ただ自分と全く違うものさしと接したとき
あくまで自分の物差しで通そうとするか
相手のものさしを理解しようとするか
お互いのものさしを少しでもあわそうとするか
それぞれあっていいじゃん と思うか
いろいろだろう

でも様々なものさしがある
という前提を受け入れられないと
話は始まらない

面白いのは
似たような物差しを持った人同士が分かり合えるとは限らないし
全く違うものさしでも
どこかでピタッと目盛りがあったりすると
深く分かり合えたりすることだ

先ずは自分の物差しをある程度持った上で
いろいろなものさしと他流試合をしているうちに
多少は伸び縮みするものさしを手に入れたり
全く目盛りの違うものさしを受け入れたりすることができるようになるのだろう
そして時には
それまでの自分と全く違うものさしを手にしたりするのである

積りましたなぁ

2008-08-13 | 想い・雑感
塵も積もればなんとやら

駄文を重ねて気がつけば1000タイトル目

そのうち振り返ってみようかなとも思うが
今を生きるのに精いっぱい

己の文だけではなく
コメントやトラックバック
教えていただいた素敵なブログやホームページ

すべてがきっと心の財産

もう少し続けてみようと思う

雲泥の差

2008-08-12 | 想い・雑感
技術の進歩というのは
驚くべき速さで進んでいるようで
今回購入したPCは
6年前に購入したPCの値段のほぼ2/5
にも関わらず
性能は格段にアップ
インターネット接続に関するストレスが激減
びっくりいたしました

思えばPCデビューは
NECのPC6001シリーズ
記憶媒体は
ピー ヒャラヒャラ と音を奏でるテープだったり
カッタン カタカタと音を出す フロッピーディスクだったりしたわけだし
処理速度にいたっては現在とは比較すらできない状態でした

いやはや
遠くになりにけり です

待つわ

2008-08-12 | 想い・雑感
家の郵便受けを開けるのは
朝 新聞を取りにいくときくらい

心待ちにする文が 知らせが
今日来るか 明日来るかと
日に2度3度 自分で開けに行く
などという心持ちになることが
むかーし 昔にはあったような気がするが

今や単なる新聞受け

何かを期待して
待つ
というのは
無駄だったり 虚しかったり 心苦しくなったりと
なかなか想いが乱れるものだが
待つものがない というのもまた
ちと寂しい

明日ありと・・・

2008-08-11 | 想い・雑感
じゃあ!
じゃあ また!
また 明日!
See you tomorrow.

別れのとき
なんとなくまた明日あることを前提としたことばをかける

明日が来ることが当然と思っているのか
明日がまた今日と同じようにやってくることを願っているのか
言っている本人の置かれた状況で大きく変わるだろう

脳腫瘍のため18歳で夭逝した青年の日記を読んだ
日記の最後を
「では また 明日」
で締めくくることの多いのだが

残り少ない命を予感した頃から
その言葉にこめた想いが
明日もまた生きて朝が迎えられるようにとの
願いに変わっていく

そして
今を
今の自分の人生を
人とのかかわりの中で
より熱く 強く 意識して生きていたい
との願いが込められていく

そう
明日が来るということは
当然なことではない
どうなるかわからないのだ

そのことを
「明日ありと思う心のあだ桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」
という言葉に親鸞?が残してくれている

今 を 生きなければ

ところで
この言葉から派生したと思われるのだが
「明日ありと思う心にだまされて 
 今日を虚しく過ごす人々」
というのを聞いたことがある
なるほどと思うのだが
どうも説教くさくていけない

どうせなら同じく派生したと思われる
「明日あると思う心の仇桜、今日も酒酒、明日も酒」
のほうがかなりいけてる
 今日も咲け咲け 明日も咲け
 今日も酒 酒  明日も酒

いいねぇ

不具合重なる

2008-08-10 | 想い・雑感
インターネットにつながりにくくなったと思っていたら
ハードディスクがイカレテしまい
画面が小さく
画像は荒く
という状態で
まったくPCを使えない環境に置かれてしまいました

本日安いPCを購入し
ようやく再開

やれやれ
悪くなるときというのは突然やってくるものですね

あわてず
騒がず
コツコツと

夏ばて

2008-08-06 | 想い・雑感
なんとなく続いていた倦怠感が
ようやく取れてきた
いわゆる夏ばてといことだったのだろうか

医学用語に夏ばてというのはないので
暑い時期に体調を崩し
ばててしまうのを夏ばてというのだろうから
その原因はいろいろあるでしょうね

最近の生活を振り返ってみると
私の場合は
やはり原因は冷えであると思う
昨夜エアコンの冷気が体に当たったとき
普段なら気持ちがいいはずなのに
実に不快に感じた
体が 「冷やすな」 と叫んでいるようだった

毎晩タイマー設定で切れるようにはしていても
エアコンをつけて寝ていたし
寝るときには
氷水を枕元に置き
本を読みながら飲んでいた
つまり体の内と外から冷やしていたことになる

昔から暑いからと言って冷たいものばかり食べていると
体調を壊すといわれていたが
まさにそのとおりになったという感じ

それにしても
今年の冬にも体の冷えから
体調を崩したことを考えると
そろそろ
燃えるものが尽きてきたのかなぁ・・・

全身倦怠感

2008-08-03 | 想い・雑感
先日の仕事中
午後から徐々にからだが怠くなり
夕方近くには
強い倦怠感が出現

高い熱が出ているわけでも無いのだが
きつくてたまらない

何とか車で帰宅し
薬を飲んで
ベッドへ直行

10時間以上の睡眠後
何とか日直へ

その後は体調は回復したが
あの倦怠感は何だったのか
冷房のあるなしでかなりある寒暖の差が堪えたのか
ウィルスによるものなのか
なぞであるが
どうしようもない倦怠感というのを
久しぶりに経験した

癌末期が近づくと
全身の倦怠感を訴える方が多くなる
ステロイド剤を少し使ったりして
何とか少しでも軽減させようとするのだが
倦怠感を取り除く決め手などはない

今回私は一晩で取り除かれる倦怠感だったが
これが毎日となると
耐えられるだろうか
体だけでなく
心までもしぼんでしまいそうである

家からの旅立ち

2008-08-03 | 想い・雑感
癌末期の方で
強く帰宅を希望されたsさん
近くの先生にお願いして
往診をしていただけることになった

それが決まると
その日にでも帰宅を希望された

しかし決まった翌日でも先方の準備が整わず
2日目に帰宅していただいた

帰宅された夜
sさんは家族に囲まれ一夜を過ごし
ほっとされたのか
翌日安らかに旅立たれたと言うことだ

家を建てる仕事に携わっておられたSさん
子供たちの家にも関わっておられたようだが
当然自分の家も手がけていたはず

他の人以上に
自分の家に
深い愛着を持っておられたのでしょう
当然家族にも

Sさんにとって
家から旅立つことに
大きな意味があったように思う