Happy-sanになろう!

Happy-sanな日々をご紹介するブログ。旅のお話もいっぱい♪

たたみの宿

2006年11月23日 | 旅館&Hotel
たたみの宿 

今日は寒いので、体があたたまる温泉のお話。

立教大学社会学部観光学科卒業の私が大学時代に学んだことは
”いかに遊ぶか”ということ。
これは、授業をサボって映画を観に行く、といった意味も
あるけれど、れっきとした、学問としての”遊び”であるとか
”余暇”であることを学んでいた。

当時、バブル最盛の時期で”リゾート法”なるものが出来、
あちらこちらにリゾート開発がすすめられていて、
ホテルもどんどん出来ていった時期。
そんな中、私たち"岡本ゼミ”の岡本先生は
"日本人がなぜ、たたみでくつろげるのか”ということを
書いた先輩の卒業論文をとても高い評価をしていた。

当時の私の興味はやはり”浦安のディズニーランドのホテル”であって、
”たたみ”には興味がわかなかった。

私が”日本旅館が世界最高のリクリエーション施設だ。”と
思うようになったのは、この10年くらい。

玄関で靴をぬいで、一息しながら抹茶を頂き、宿帳に記入して、
部屋に行き、浴衣の柄を選んで着て、景色を楽しみながら、温泉へ。
夕食は上げ膳据え膳、お布団の中では指圧マッサージ・・極楽だ。

”やせるかな” ”肩こりがなおるかな” "お肌がきれいになるかな”
などと心の中いっぱいに楽しい期待をしながら
湯につかる。

その後はごろり、とたたみで寛ぐ。
とっても日本人になった気分。

・・・・これだ 
これが岡本先生が高い評価をしていた
日本人とたたみの関係・・・。

この西伊豆土肥にある”たたみの宿 湯の花亭”は
この論文の存在を知らないかもしれないが
徹底的に”たたみ”にこだわった宿である。

ロビーや廊下、部屋はもちろんのこと、
なんと風呂場までたたみで敷き詰められている。
そして、温泉の中まで・・・・・・・・

特別な防水のたたみを使っているのだろうけれど
経営者の哲学というか、コンセプトに忠実というか、
温泉や景色、料理の良し悪しよりも、
”たたみ”に徹底してこだわりを持つ宿の姿勢に脱帽。


素足で心行くまで日本人として寛ぎたい人、
そして、海を眺めながら
自分の部屋で温泉につかりたい人・・・
にオススメの宿です。



BAR friend

2006年11月23日 | friends
バー・フレンド

バーで一人女性が・・・・

映画やドラマに出てくるようなワンシーンだけれど
実際のところ、自分が一人で行けて
しかも、そのバーと自分の雰囲気がマッチしていて・・・と
いうのは私の未開拓のフィールドだった。

ひとつ、見つけた。

(万平ホテルのステンドグラス)

軽井沢の万平ホテルのバーだ。

毎夏ホテルに泊まっていても
その扉だけは入ったことがなかった。
ましてや、一人で・・・なんて勇気もなかった。

2005年の夏に姉と二人でバーデビュー。

その後はひとりだ。
マスターの小澤さんはとっても人気があって
有名な小説家の先生も
”小澤さんがいるから、万平のバーに行く”と
言うくらい。

バーに最初に行ったときから、私は何が飲みたいか
自分では言わない。
その日の私の雰囲気とか、表情から
小澤さんがきれいな色の特別なカクテルを作ってくれる。
全部、”original"で"special"だ。

(冬の夜のホテル)

軽井沢にその年初めての雪が降った夜、
私はひとりでバーで水色のカクテルを飲んでいた。

そこに、とってもキレイな女性が一人で入ってきた。
”小澤さん、焼きそば食べたい!”と言って
ビールと焼きそばを美味しそうに食べている。

年は・・・私と同じくらい?
気負いなく、一人でバーカウンターに座っているのが
とっても素敵だ。


きっかけはお花の話?イギリスの話?ガーデンの話?
多分そんなことから、共通点があって
二人 (・・・と小澤さん)の会話が盛り上がった。

彼女は有名なガーデンデザイナーで
東京と軽井沢で仕事をしている。
東京では明治神宮前の新しいファッションビルの
中庭をてがけてる。

すごくキレイなのに、すごくきさくで
大好きになった。

以来、軽井沢の、万平ホテルのバーに行くと
彼女も来てくれて、一緒に飲むようになった。
東京でも会えるはずだけれど
”じゃ、またバーで。”というのが
私たちの合言葉。

この年代になると、ただ”仕事"といっても
”責任”が重くつきまとう。
お互い仕事の内容が違ってもそんなことも話せるし、
旅好きなので、今までのアドベンチャーを語り合ったり、
そう、もちろんな話も。

また来年の1月に
寒い寒い軽井沢で再開の約束をしている。
私の誕生日祝いだ。

”じゃ、またバーで。”
”バーで・・・。”




自分と友達の距離

2006年11月23日 | friends
私の特技の一つは”友達”をつくることかもしれない。
幼稚園の頃から、
家ではおとなしいが、外に出て友達に囲まれて(・・・つるんで?)
いるほうがイキイキしていたように感じる。

でも、普段は一人だ。(修善寺虹の里で撮影)

買い物をするときも、スポーツクラブへ行くときも。

よくそんな場面でもたいがい女性は友達と一緒だ。

私は自分の時間は自分と向き合う時間。

買い物も自分のほしいものと自分との対話で決める。
他の人の意見がほしいときはそのお店の人に聞く。
だって、その人はそのお店の商品を良く知っているSpecialistだ。

銀座松屋のサングラス売り場のお姉さん、すごい感性だった。
おかげでもうそのサングラスが手放せない。
他のは買っても、なかなかしっくりこないのだ。

銀座三越のDunhillのショップの方のアドバイスもよかった。
自分ではなかなか選ばないカフスだったけれど
贈った方にとても喜んでいただけた。

スポーツクラブも、自分の時間の空いた時間に行く。
誰かと待ち合わせて行くなんて、私には出来ない。

スポーツクラブで汗を流すときも、自分の体と対話する。
普段使っていない筋肉をゆっくりのばしてあげる。
ああ、こんなところが硬くなってる。ああ、ここ伸ばすと気持ちいい・・。
今日は、体調がいまひとつみたいだから、ここまでにしておこう・・・。

きっと誰かと一緒だったら
相手のことも気になってしまって、奥深い自分とはお話できない。


(秋の日比谷公園で撮影)


でも、私の友人たちは、”ここぞ!”というときには
すごい愛情で私を生かしてくれる。
友達がいたから、30数年生きてこられた、といっても
過言ではない。
何年か会うチャンスがなくても、
本当にお互いが必要とするときには、ちゃんと会えるし
時間を超えて、お互いを励ましあい、支えあい、
アドバイスをくれたり、もちろん、私がそうしてあげることも出来る。
それは、男女を問わず、いい友人はずっといい友人だ。

親元を離れて24時間生活をともにしていた中学・高校時代の友人たち。

一番刺激しあった大学時代の友人たち。
大学から、就職、そして、恋愛、結婚・・・
ここまでの流れをともに歩んできた大切な友人たち。

最初の就職先で出会った先輩、そして同僚。
仕事を超えたお付き合いもいまだに続いている。

イギリスが好きで入った日英協会の友人たち。
人生の夢を語り合うことの出来るとっておきの仲間。

子供の保育園で知り合ったママフレンド。
仕事を持ちながら、子育てを懸命にしていたいわば戦友。
でも、お互いの仕事にもいい影響を与えあうことの出来る
Super Carrier Womanたち。

子供の幼稚園そして、学校のママフレンド。
子供の話、勉強の話・・・もするけれど
最近は子供の話だけではなく、
女性としての、
自分自身のことも話合える。

・・・・それぞれみんな
とってもとっても素敵な友人たち。

friendsのカテゴリーではそんな
私の素敵な友人をご紹介します。