たたみの宿
今日は寒いので、体があたたまる温泉のお話。
立教大学社会学部観光学科卒業の私が大学時代に学んだことは
”いかに遊ぶか”ということ。
これは、授業をサボって映画を観に行く、といった意味も
あるけれど、れっきとした、学問としての”遊び”であるとか
”余暇”であることを学んでいた。
当時、バブル最盛の時期で”リゾート法”なるものが出来、
あちらこちらにリゾート開発がすすめられていて、
ホテルもどんどん出来ていった時期。
そんな中、私たち"岡本ゼミ”の岡本先生は
"日本人がなぜ、たたみでくつろげるのか”ということを
書いた先輩の卒業論文をとても高い評価をしていた。
当時の私の興味はやはり”浦安のディズニーランドのホテル”であって、
”たたみ”には興味がわかなかった。
私が”日本旅館が世界最高のリクリエーション施設だ。”と
思うようになったのは、この10年くらい。
玄関で靴をぬいで、一息しながら抹茶を頂き、宿帳に記入して、
部屋に行き、浴衣の柄を選んで着て、景色を楽しみながら、温泉へ。
夕食は上げ膳据え膳、お布団の中では指圧マッサージ・・極楽だ。
”やせるかな” ”肩こりがなおるかな” "お肌がきれいになるかな”
などと心の中いっぱいに楽しい期待をしながら
湯につかる。
その後はごろり、とたたみで寛ぐ。
とっても日本人になった気分。
・・・・これだ
これが岡本先生が高い評価をしていた
日本人とたたみの関係・・・。
この西伊豆土肥にある”たたみの宿 湯の花亭”は
この論文の存在を知らないかもしれないが
徹底的に”たたみ”にこだわった宿である。
ロビーや廊下、部屋はもちろんのこと、
なんと風呂場までたたみで敷き詰められている。
そして、温泉の中まで・・・・・・・・
特別な防水のたたみを使っているのだろうけれど
経営者の哲学というか、コンセプトに忠実というか、
温泉や景色、料理の良し悪しよりも、
”たたみ”に徹底してこだわりを持つ宿の姿勢に脱帽。
素足で心行くまで日本人として寛ぎたい人、
そして、海を眺めながら
自分の部屋で温泉につかりたい人・・・
にオススメの宿です。
今日は寒いので、体があたたまる温泉のお話。
立教大学社会学部観光学科卒業の私が大学時代に学んだことは
”いかに遊ぶか”ということ。
これは、授業をサボって映画を観に行く、といった意味も
あるけれど、れっきとした、学問としての”遊び”であるとか
”余暇”であることを学んでいた。
当時、バブル最盛の時期で”リゾート法”なるものが出来、
あちらこちらにリゾート開発がすすめられていて、
ホテルもどんどん出来ていった時期。
そんな中、私たち"岡本ゼミ”の岡本先生は
"日本人がなぜ、たたみでくつろげるのか”ということを
書いた先輩の卒業論文をとても高い評価をしていた。
当時の私の興味はやはり”浦安のディズニーランドのホテル”であって、
”たたみ”には興味がわかなかった。
私が”日本旅館が世界最高のリクリエーション施設だ。”と
思うようになったのは、この10年くらい。
玄関で靴をぬいで、一息しながら抹茶を頂き、宿帳に記入して、
部屋に行き、浴衣の柄を選んで着て、景色を楽しみながら、温泉へ。
夕食は上げ膳据え膳、お布団の中では指圧マッサージ・・極楽だ。
”やせるかな” ”肩こりがなおるかな” "お肌がきれいになるかな”
などと心の中いっぱいに楽しい期待をしながら
湯につかる。
その後はごろり、とたたみで寛ぐ。
とっても日本人になった気分。
・・・・これだ
これが岡本先生が高い評価をしていた
日本人とたたみの関係・・・。
この西伊豆土肥にある”たたみの宿 湯の花亭”は
この論文の存在を知らないかもしれないが
徹底的に”たたみ”にこだわった宿である。
ロビーや廊下、部屋はもちろんのこと、
なんと風呂場までたたみで敷き詰められている。
そして、温泉の中まで・・・・・・・・
特別な防水のたたみを使っているのだろうけれど
経営者の哲学というか、コンセプトに忠実というか、
温泉や景色、料理の良し悪しよりも、
”たたみ”に徹底してこだわりを持つ宿の姿勢に脱帽。
素足で心行くまで日本人として寛ぎたい人、
そして、海を眺めながら
自分の部屋で温泉につかりたい人・・・
にオススメの宿です。