Happy-sanになろう!

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バレンタインデーいかが過ごされましたか?

2007年02月18日 | sweet & bitter story
バレンタインデーいかが過ごされましたか?



今日、Queen's Isetanに週末恒例の
買出しに出かけると

今度はもう、”White Day"にむけての
キャンディーやクッキーやチョコレートの
コーナーが大きく作られている

その前で、何人かの男性が立ち止まっていた。

女性がチョコを買う姿もいいけれど、
男性がお返しを探している姿もなかなか
微笑ましくて、Happyな気分になる





ホワイトデーには、こんな優しい春の花もいいかも。



~本命か、義理か~

ということが重要かもしれないけれど

チョコを選んだり、あげたりするということは

”今の自分にとって、貴方がいてくれて、嬉しい。”ということ。


恋人だけでなくても、友達でも、職場の人でも。

私が今いるのは、あなたの”おかげ”。
思い、思われ、行動になり、形になっていく。
毎日って、
そういうふうに流れていっているって
思いませんか?


それを確認出来るのが、
私の中のバレンタインデー。


でも・・・

毎年、密かに本命をつくる、というのもいいかも。

その人にだけは、チョコ プラス α・・・

その”プラス α ”を何にするのかを
考えるのも楽しい

どうやって渡すかを考えるのも、楽しい

ワクワクしているときは

どうやら ”魂”が喜んでいる時らしい。

だから、そんな魂が喜ぶ作業を
バレンタインデーにしてみるのも、いいかも。


・・・で、今年の ”プラス α ”は
渡せたかって???



答えは、

何を渡したかは、内緒だけど、ね。
ホントに、ちょこっとしたおまけをつけました







*今週のgooのお題
”バレンタインデーはいかが過ごしましたか?”に
よせて、書いてみました*








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新郎の、涙

2007年02月18日 | friends
新郎の、涙



またひとつ、新しい幸せの形を知った。


昨日は、高校時代の友人テツヤ君のWedding.

社交性があり、電通勤務という職業がら
披露宴は150名、2次会は250名という

いまどきではめずらしいほどの
大賑わいのWedding


ふたりの、はじまりはここから




テツヤ君は高校時代からとても目立つ人だった。

デュッセルドルフ在住の彼は
現地のサッカークラブに入っていたので

サッカーが上手で、声もカラダも大きくて、
言うことも大きくて・・・。

そんな彼だから
ワールドカップ2002の日韓共同開催や
トヨタカップなど、
世界中のサッカー関係者と
世界規模のイベントに携わる仕事をしていることも、

納得できるし、私にとって、
特別に自慢の、友人のひとりだ。

私は、高校時代から
何となく彼を尊敬していた部分があって、
それは、
勉強がすごく出来るから、とか
リーダーシップがあるから、とか

それも、もちろんなのだけれど
そういう理由ではなくて、

この人は、いつか私に何かを教えてくれる人になる、

そんな漠然とした予感が

そういえば、あったのかもしれない。





”神が会わせたものを、誰も離してはならない。”



結婚式はいつ出席しても心が洗われる。

毎朝、礼拝のある学校で過ごした私たちは
久しぶりにそろって賛美歌を歌う。

歌の上手なクラスメートの男性陣の美声は健在。

昨日の結婚式での賛美歌は、
きっといつになく大きく響いていたことだろう。


そして、40歳を迎えた彼の披露宴も

結婚披露宴がたけなわだった20代後半の頃と

すこしも変わらず、
楽しいし、美味しいし、すこし緊張するし・・。

”なんだ、結婚って
20代でするものだけじゃなくて、
何歳でしても、楽しいし、嬉しいものなんだなぁ・・”



でも、はじめてのことが、ひとつだけあった。

それは、”新郎の、涙”。




キャンドルの煌きもふたりを祝福 



いつものように、披露宴の最後は
両家代表で、新郎のお父様がご挨拶なさる。

テツヤ君のお父様もとても立派な方。
威風堂々としていながら
優しい声でのご挨拶がはじまる。

・・・しばらくして、声がつまる・・・

立派なお父様の目に一粒の涙。

声を震わせながら、

”本当に、幸せになってほしい・・。”と。


そう、そこで私たちは
テツヤ君の華々しい社会での活躍ぶりや
この素敵な披露宴を開くまでに

大変な時期が、彼にあったことを、思い出す。


実は、今回、テツヤ君にとっては再婚となる。

どうして別れにいたったのか、
詳しいことは何も知らなかったけれど

その披露宴の最後で
彼の口から話されることになった。



 幸せなユリの香りに包まれて。




”僕は、彼女に会ってはじめて、

自分は幸せにならなければいけない、と思いました。”


お父様からマイクをバトンタッチした彼は

披露宴に出席している私たちにむけて
涙をいっぱい、いっぱい流しながら
話し始めた。


”自分が幸せになってはじめて、

誰かを幸せに出来るんだって、知りました。

それを、彼女が教えてくれました。・・・


何度も、何度も、涙を流しながら
繰り返す、新郎。


きっと、彼の心の暗闇に
光をさした、

彼女は太陽だったのだろう。


いつも大手をふって歩いていて、
誰よりも力強く前に向かっていて、

そんなふうに見える彼の心に
涙がとまらないほどの
苦しい時期があったこと、を知る。

そして、

その彼を温かく照らし続けて
”愛”を築いていった、新婦に、拍手



 その人のまえで、真っ白な心になれる




20代後半から、30代・・・と
男性は一気に社会の荒波へと勢いづけて飛び込んでいく。

もっともっと、
遠くへ、遠くへ・・・

そう意気込んで行けば行くほど、

陸地からは遠ざかることになる。


気づくと、どうにもならないほどの
距離がふたりの間に出来てしまうことになる。

きっと、

何度かやり直そうと努力もしただろう。

距離が出来てしまった二人は、

やり直せることもあるだろうし、
新しいスタートを選ぶこともある。

どちらも、まだまだ出来る、私たちの年代だ。

だって、人生70年としても、80年としても

まだ半分も残されているのだもの。

埋まることの無い、空虚な時間を抱えたまま
心にも 体にも 距離を持った相手と

人生の残り半分を生きていく・・・。


私たちは、もしかしたら
とっても息苦しい価値観を植えつけられているかもしれない。

結婚や出産の時期にしても、
離婚にしても。

”~でなければいけない”
”~しては、いけない” という”世間の目”という価値観。


恋愛も、結婚も、離婚も、再婚も

その人の魂が学ぶべきプロセスの中で
体験する”愛”の形なのであって、

他人が、どう思うことでもなく、
他人が、どう言うことでもなく、

自分自身が、出会った相手との間で
どう見つけていくか、
どう答えを探していくか、ということだけしか、ない。


どうやら、

テツヤ君は、出会った相手との間で、
ひとつの答えを見つけたらしい。

涙を流しながら、それを報告してくれた



そう、

テツヤ君の涙は、私に新しい幸せの形を教えてくれた。



私たちは、彼の友人である。

いつまでもいつまでも、そんな彼にエールを送り続けよう










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