上海2008~孫中山と梅屋庄吉史料展その2
一年に何度、このような清清しい風の吹く日があるだろうか・・・。
そんなことを思わせる、開会式の朝だった。
約束どおりの、モーニングコールと
朝食の、ルームサービスに起こされ
コーヒーを飲みながら、
昨夜仕上げられなかったスピーチの原稿を仕上げる。
さあ、今日は大切な一日。
しっかりと自分に力を入れる。
孫文先生、梅屋夫妻みんなが喜んでいるのか
オーブが玄関先にいっぱい。
開会式が始まる。
私の横の背の高い方は
日本の総領事 横井様。
外人に負けない身長と、朗らかさをお持ちの方で
横井様が登場したことで、会場内が一気に活気づく。
上海市人民政府、中国政治協商会議上海氏委員会、
上海氏政府機関事務管理局、上海市文物管理委員会、
上海時人民政府外事公室・・・
各部署からの来賓を迎え、開幕式が始まる。
孫中山故居記念館の孫館長の挨拶の後、
いきなり、私の挨拶となった。
想像していたよりも多くの来賓と関係者、
開会式の列席者。
朝、コーヒーを飲みながら書いた
出来立てホヤホヤの原稿、用意しておいて、良かった
横井総領事をはじめ
ご挨拶された全ての方々もきちんと原稿を用意され
高らかに読み上げられた。
私はとにかく、
ここのところの日中交流が盛んなことは
孫文先生と梅屋庄吉が東洋平和のために願っていたことであり、
100年後の今日、
それが実現していることと、
こうして、中国で初めて、日中の友情の歴史が公開されることを
孫文先生も、宋慶齢先生も
梅屋夫妻も喜んでいると思います・・・
ということを伝えた。
テープカット
中国らしく、真っ赤なコートを羽織った
背の高い美女たちがずらりと並び
華やかなテープカットと、なる。
その後、ここ、
孫中山故居記念館に<梅屋庄吉研究センター>が
設立されることになり、
私は顧問の証書を頂いた。
わいわいがやがやと皆様が展示室をご覧になった後、
日本からの取材も来て、インタービューに答える。
開会式を終え、一通りの行事が終わった後は
孫中山故居記念館主催の午餐会。
日比谷公園内の松本楼を意識してか、
フランス租界の美しい町並みの中にある公園内のレストランが会場に。
週末にはガーデンウェディングも開かれるという
広い庭園の中にある。
やはり昔ながらの石造りの建物。
その中で、ティピカルな上海料理を、頂く。
喉が渇いていたのだけれど
お昼からビールを飲んでしまうと
午後のスケジュールに差し障りがあるといけない。
フツウのオレンジジュースを・・・と思ったら
中国の方々のグラスには
湯気のたった、不思議な飲み物が注がれる・・・。
これぞ、”かぼちゃのホット・ジュース”
温かい、かぼちゃのジュースだ。
かぼちゃのスープよりも
さらっとしたのみ心地で、
カロチンたっぷり。
もう、これだけで十分栄養が摂れそうだ
他にも温かいとうもろこしのジュースもあったけれど
私はこの、かぼちゃのジュースの方が好き。
メインディッシュはやはり旬の”上海蟹”。
日本の中華料理店では
きれいに身をほぐして出してくれるのだけれど
こちらはこのまま。
ええ~っどうやって食べたらいいの~
隣に座っていた周先生が
親切に解体作業をしてくれた。
上海蟹は、日本のズワイガニやたらば蟹と違って
小さいので
解体してくれたところで、身は殆どないように、見える。
しいていえば、オレンジの脳みその部分は
確かにしゃぶると美味しい。
・・・しかし、上海蟹が供されてからしばし、
それまで、会話が途切れることの無かったテーブルは
シ~ンと静まり返り
恐ろしいほどの集中力で、皆様、上海蟹と格闘していた。
すごくコツがあるようで、
それぞれにどうやったら一番身を食べることが出きるのか
薀蓄があるようだった。
多分、テーブルで、私だけがついていけず
呆然と皆様の食べっぷりを観察することになった。
・・・こうして、まずは
開会式が無事に終わり、ホッとした午餐会までの様子をご報告。
午後も盛りだくさんのスケジュールですっ
一年に何度、このような清清しい風の吹く日があるだろうか・・・。
そんなことを思わせる、開会式の朝だった。
約束どおりの、モーニングコールと
朝食の、ルームサービスに起こされ
コーヒーを飲みながら、
昨夜仕上げられなかったスピーチの原稿を仕上げる。
さあ、今日は大切な一日。
しっかりと自分に力を入れる。
孫文先生、梅屋夫妻みんなが喜んでいるのか
オーブが玄関先にいっぱい。
開会式が始まる。
私の横の背の高い方は
日本の総領事 横井様。
外人に負けない身長と、朗らかさをお持ちの方で
横井様が登場したことで、会場内が一気に活気づく。
上海市人民政府、中国政治協商会議上海氏委員会、
上海氏政府機関事務管理局、上海市文物管理委員会、
上海時人民政府外事公室・・・
各部署からの来賓を迎え、開幕式が始まる。
孫中山故居記念館の孫館長の挨拶の後、
いきなり、私の挨拶となった。
想像していたよりも多くの来賓と関係者、
開会式の列席者。
朝、コーヒーを飲みながら書いた
出来立てホヤホヤの原稿、用意しておいて、良かった
横井総領事をはじめ
ご挨拶された全ての方々もきちんと原稿を用意され
高らかに読み上げられた。
私はとにかく、
ここのところの日中交流が盛んなことは
孫文先生と梅屋庄吉が東洋平和のために願っていたことであり、
100年後の今日、
それが実現していることと、
こうして、中国で初めて、日中の友情の歴史が公開されることを
孫文先生も、宋慶齢先生も
梅屋夫妻も喜んでいると思います・・・
ということを伝えた。
テープカット
中国らしく、真っ赤なコートを羽織った
背の高い美女たちがずらりと並び
華やかなテープカットと、なる。
その後、ここ、
孫中山故居記念館に<梅屋庄吉研究センター>が
設立されることになり、
私は顧問の証書を頂いた。
わいわいがやがやと皆様が展示室をご覧になった後、
日本からの取材も来て、インタービューに答える。
開会式を終え、一通りの行事が終わった後は
孫中山故居記念館主催の午餐会。
日比谷公園内の松本楼を意識してか、
フランス租界の美しい町並みの中にある公園内のレストランが会場に。
週末にはガーデンウェディングも開かれるという
広い庭園の中にある。
やはり昔ながらの石造りの建物。
その中で、ティピカルな上海料理を、頂く。
喉が渇いていたのだけれど
お昼からビールを飲んでしまうと
午後のスケジュールに差し障りがあるといけない。
フツウのオレンジジュースを・・・と思ったら
中国の方々のグラスには
湯気のたった、不思議な飲み物が注がれる・・・。
これぞ、”かぼちゃのホット・ジュース”
温かい、かぼちゃのジュースだ。
かぼちゃのスープよりも
さらっとしたのみ心地で、
カロチンたっぷり。
もう、これだけで十分栄養が摂れそうだ
他にも温かいとうもろこしのジュースもあったけれど
私はこの、かぼちゃのジュースの方が好き。
メインディッシュはやはり旬の”上海蟹”。
日本の中華料理店では
きれいに身をほぐして出してくれるのだけれど
こちらはこのまま。
ええ~っどうやって食べたらいいの~
隣に座っていた周先生が
親切に解体作業をしてくれた。
上海蟹は、日本のズワイガニやたらば蟹と違って
小さいので
解体してくれたところで、身は殆どないように、見える。
しいていえば、オレンジの脳みその部分は
確かにしゃぶると美味しい。
・・・しかし、上海蟹が供されてからしばし、
それまで、会話が途切れることの無かったテーブルは
シ~ンと静まり返り
恐ろしいほどの集中力で、皆様、上海蟹と格闘していた。
すごくコツがあるようで、
それぞれにどうやったら一番身を食べることが出きるのか
薀蓄があるようだった。
多分、テーブルで、私だけがついていけず
呆然と皆様の食べっぷりを観察することになった。
・・・こうして、まずは
開会式が無事に終わり、ホッとした午餐会までの様子をご報告。
午後も盛りだくさんのスケジュールですっ