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息子の、卒業式

2009年03月25日 | mama
息子の、卒業式







2年間の幼稚園、そして
6年間の小学校
合計8年間 通い続けた学校を卒業した。


幼稚園入園時、

”8年間って長いよね。”

と話していたのだけれど、
幼稚園はともかく、
小学校の6年間は早かった。

毎朝、8年間、学校の門の近くまで送った。
もう、この日常は、終わる。






蔦の葉で覆われた校舎とフランス門。

あれっ?この学校、どこかで見たことある、という方も
いらっしゃるはず。

そう、東京で一番地価の高いところにある学校でも、ある。

私の父も、父方の曾祖父も卒業している
今年で130周年になる、とても古い学校。


実は私は卒業対策委員なるものを
やっていたので、
卒業式の前後も慌しく、
なんというか、その、”涙”を流すこともなく
終わってしまったのが、何となく自分でさびしかった。。







おかげさまで、
本当におかげさまで、

息子は健康に恵まれ、マイペースもあってか
登校拒否などになることもなく、
たんたんと毎日、通い続けることが出来た。


担任の先生には3年間、
どんどん<生意気>に成長していく息子がお世話になり、
さすがに
担任の先生に最後のご挨拶をしたとき、
うるうると涙腺がゆるんだ。




卒業式の後は、近くのレストランで
クラス単位で<お別れランチ>。


息子にとっても色々な出会いなどがあったかもしれないけれど
私にとっても、素敵なママたちとの出会いがあった。


・仕事をしています!
・シングルマザーです!
・お裁縫は苦手です!

と、私は最初から何も隠す事をしなかった。


ママたちは本当にたくさん、たくさん
助けてくださった。

クリスマスで私が忙しい時は
息子をキッザニアに連れて行ってくれたり、

学芸会の衣装、私は作れない!というと
お裁縫の得意なママが作ってくださった。

ベルマークを集める委員の時も
みんなが集まり、カウントしてくださったり、

私の母が亡くなった時は
みんな、イグナチオ教会に来てくれて、私を抱きしめてくれた。

もう、数え切れないほど、彼女達のおかげで
<ママ>として乗り切れたところがある。

本当に感謝の気持ちでいっぱい。

だから、息子の卒業でもあるけれど
私も、彼女達とのお別れが悲しかった。


私は小さい頃から<お友達命>。
それは<ママ友>の時代になっても変わらない。

本当にいつになっても、何歳になっても
<友情>ってありがたい。 温かい。





そして、3次会は、<カラオケ>。

学校での合唱は<口パク>で
先生に叱られる息子。
カラオケではマイクを離しません。。。。

実は息子の大好きな”マオちゃん”も
このカラオケに来ていて
息子はとても嬉しかったに違いない。






この日は4次会まであった。

息子をとても可愛がって下さる方々が、いる。

息子も”尊敬する男性”として

第1位 白州次郎
第2位 ヒキチさん

というくらい、息子も尊敬している
ヒキチさんが、息子の卒業祝いの席を
銀座<らん月>で設けてくださった。


ヒキチさんは、ユーモアがあって、
優秀で、社長さんだからたぶん、お金持ちで
スマートで、お洒落な・・・おじさまだ。


某有名進学校で漢文の先生をしていらした
ハシモト先生ご夫妻も
息子を本当に可愛がってくださり、

この間もハシモト先生は息子を連れて
浅草で天婦羅を食べて、寄席を楽しんできた。

皆様、本当に
ハートフルな方々のおかげで
こうして、今日この日、無事、卒業出来た。


ありがとうございます。






時を同じくして、
中学校から、制服や靴、体操服が届く。


少し大きめのワイシャツやブレザー。

ぐっと、お兄さんになる感じがした。


ボーディングスクールなので
新品のシャツや下着、靴下、パジャマを買い揃えた。

さあ、卒業したとぼやぼやしていられない。

これから、深夜まで名前付けの作業


新しい風の吹く方向へむけて
スタートをしなくっちゃ



小学生だった息子にさようなら。
そして、
いよいよティーンエイジャーとして
青春時代を生きる息子に、エールを送ろう。