Happy-sanになろう!

Happy-sanな日々をご紹介するブログ。旅のお話もいっぱい♪

ホエールウォッチング in 高知

2006年11月21日 | せずにはいられない・・旅の話
ホエールウォッチング in 高知

10月。

台風の季節が終わったら、行こうと約束していた高知。
どこへ行こうかプランを練っているときに見つけた
"ホエールウォッチング”。

13年前に鯨を見に2月のマウイ島へ出かけた。
それ以来の鯨との対面だ。

小笠原で見られるのは知っていたが、高知で見られるとは知らなかった。

早速予約。
旅好きの私は決めたら、行動が早い。


入野漁港

気合を入れて朝漁港に行くと、誰もいない・・。
不安になりながらうろうろしていると
ぽつりぽつりと家族連れや船長さんらしき人が集まってきた。



漁船での出航。
マウイ島でのクルーザーとはちょっと違うが
ここは土佐湾。
ゆっくりと船が港を後にする。

ぐんぐん沖合いへ進む。 考えてみると沖合いまで船に乗るなんて
10年ぶりだ。 果てしない海をずっとながめているしかない。
後ろをふりむくと、土佐の浜がどんどん、どんどん、遠くなり
やがて見えなくなっていく。

・・・・・・・・・

1時間半くらいたっただろうか。
急に船が失速し、やがて止まる。

周りは何もない。 ただ、太平洋をかけぬける秋の潮風の音だけだ。

・・・・・・・・・・・

突然、船が、まるでF1のレースカーみたいな音をあげて
すごいスピードで動き出す。
私たち、乗り組み員は何が起こったのかわからず、
船にしがみついた。 しっかりどこかにつかまっていないと振り落とされそうだ。


あれっ??あれは鯨のしお吹き?


ホエールウォッチング2回目の意地で”くじらだっ!”と叫ぶ。




おおーっ!!! 悠々とペアの鯨がすぐ目の前を泳いでいく。
感動だ。大きな大きな生き物から瞬時にパワーが届く。
みんな、胸がいっぱいだ。

鯨はすぐそこにいるはずなのに、また海はすぐに静かになる。

しばらく、そのまま海の上を漂う。

・・・・・・・・・・・・・・・

目をこらして鯨を探すけれど、広い広い大海原。
とても見つけられない。


また急に猛スピードで船が動き出す。 風とスピードで吹き飛ばされる。
するとまた目の前に・・・

ようやく、船長さんが鯨をお客さんに見せてあげられた満足感からか
こちらへやってくる。

”どうして、鯨がいる方向がわかるんですか

”ははは・・。勘だよ、勘。今日は会えるかどうか心配だったけど
会えてよかった、よかった。”


土佐の男性らしく、豪快な船長さんだった。
・・・でも船の名前は可愛らしく"美恵丸”。

とにかく、鯨に出会えてよかった、よかった。

大きな自然の中に身をゆだねると
自分が大きなものに包まれている存在だということが確認できる。

秋の土佐湾。ホエールウォッチング。
人も少なく、自然の中で自分の位置を確認するにはおススメです。





ふたりのおばさん

2006年11月19日 | 見つけたHappyたち
ふたりのおばさん

同じ会社の、部署が違うのだけれど
ふたりのおばさんが働いています。

作業のユニフォームを着ているし
体型も、髪型も似ているし、年齢も多分近い。
私には、どちらもとてもよく似て見える。

曜日によって、二人のシフトが分かれているので
二人同時に働いていることはない。

一人は、とっても明るい。

挨拶も大きい声だし、業界用語がまだ身についていないようで
丁寧な言葉遣いだし、何より目をみて、お話しようとする。
明るい黄色のオーラが見えるような気さえする。

もう一人は、ちょっと暗い。

こちらから挨拶しても、ぐっと低い声でぼそっと
何となく面倒くさいのかな、
そんな感じで返してくる。
目をみない。何か、こちらが悪いことしちゃったのかな、と
思ってしまうくらい。

・・・後ろ姿は似ている二人なのに、ずいぶん違うなあ・・・

私はふっと

もし、神様から幸運が降ってくるとしたら
あの明るいおばさんの上に降ってくるだろうなあ・・・

そう思った。


ありがとう、ふたりのおばさん。
happyがどこからやってくるのか、わかった気がしました

カビラの海

2006年11月19日 | せずにはいられない・・旅の話

7月。

私は首のリンパが腫れていた。
原因はお医者様にはわからなかったけれど
私には・・わかっていた。

すごく信頼していて、
すごくいい人だと思っていて、
とても私のことを大事に思ってくれていると思っていた人
2人から、ひどい仕打ちにあったのだ。

”怒り”が全身を駆け巡って
頭の先から足の先まで行ったり来たり・・・
とうとう行き場をなくして、首の腫れとなって出てきたのだった。

抗生物質やら、ロキソニンやら、お医者様からの薬を飲みながら、
微熱もあったけれど、私は向かった。

”カビラの海”へ。 東京から那覇へ、那覇から石垣へ。そしてカビラへ。

食べ物も飲み物ものどを通る時に痛んでいたけれど
私は、シュノーケルとフィンをつけて
カビラの海に身をゆだねた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ただ、ゆらゆらゆら・・と波に揺られているうちに
頭の中は、ただ波の揺れる音と海を突き抜けた
太陽の光をぼんやりみているだけになった。

何も考えないでいるのはどれくらいぶりだろう。

どのくらい時間がたっただろう・・・。

すーーーーっと首のあたりが楽になった気がした。

浜にあがって一呼吸おいて、首のあたりをなでてみた。

腫れがひいてる!!

不思議な体験。
 
腫れがひいたのと同時に
心も穏やかになっている自分がいた。

大好きな、大好きなカビラの海は、
私を本当の私に戻してくれた。

人間も自然の一部なのだと感じる。
そして、それと一体になった時、奇跡が起きる。

その日の夕方、カビラの夕焼けをながめながらの
ピニャコラーダは極上だった。 ありがとう、カビラの海。












危なっかしくてみていられない

2006年11月19日 | 見つけたHappyたち
”危なっかしくて見ていられない”

これは、3?才にして、初めて男性に言われた言葉です。

この言葉はもしかしたら、マイナスの言葉かもしれませんが
私はなんだか、嬉しい

多分、生まれたときから、
2番目の女の子だったし、わりと大きめだったし、
しっかりしている・・ように見えたために
親からも、先生からも期待があり
男の子と肩を並べて
勉強も、スポーツも・・やってきたようなところがありました。
ちょっと マンガ”生徒諸君”のナッキーみたいな・・。

まわりがしっかりしている、というとますますそのように
しないといけないような気もしていました。

”しっかりしているから・・”
という理由でふられたこともある・・・。

ところが、つい最近
職場で、人生の先輩でもある人から
私が嬉しそうに占いでみてもらった結果で
来年から運気が良くなるのよ、と話していたら、

”危なっかしくて 見ていられない・・”と。


”占いはいいことだけ信じる”
私ですが、男性からすると
それで一喜一憂するなんて
”危なっかしい”と感じたのでしょうか?

私に危なっかしいところがあるなんて!?

他人に言われて、初めて
自分の中の自分を見つけることも出来る、

そう感じた一言でした。



おひさまのパワー

2006年11月18日 | 見つけたHappyたち
おはようございます。
なんてきれいな朝!! 
働いている私にとって土曜日の朝のおひさまはとっても大事。

いろんなものを浄化する時間。

まず、枕。おひさまのパワーをいっぱい吸収して運気

大事なパワーストーンたちの浄化。(おひさまをあてると力強くなる感じがする)

部屋にある観葉植物たちの水分補給とお手入れ。

ベランダの植え替えたばかりのパンジーたちのお手入れ。

・・・そして自分自身のハートにもおひさまのパワーをいただく。


これから寒い冬を乗り越えて春まできれいなパンジーたち



ベランダに立って、深呼吸して、大きく手をひろげて、
今日の空の様子を観察して、それから、おひさまにむかって

”どうか、勇気と、希望と、愛と、感謝と、いい運気と、いい波動を
お与えください”
と、お願いする。

おひさまのパワーを全身に浴びる。

これは、毎朝の私の日課。

昔、祖母がおひさまに向かって手を合わせていたのを思い出す。
あの頃は、何してるのかなあ・・・というくらいの気持ちで
見ていたけれど、

そう、真剣に幸せになろうって決めた今の私には
おひさまは大事な大事なパワーの源。

TVによると、おひさまの光を浴びると体内時計も動きだすみたい。

あなたも一緒にやってみませんか?










はじめまして

2006年11月18日 | 見つけたHappyたち
はじめまして。 
どんな方とつながっていくのでしょう・・・
とても楽しみにしながら、書き始めました。

私が大好きな本のひとつに、池澤夏樹さんの”きみが住む星”(文化出版局)が
あります。 その中の~心のガラス窓~という文章の中に、

ぼくたちはみんなピカピカの傷一つないガラスを心の窓に嵌めて生まれてくる。
それが大人になって、親から独立したり、仕事に就いたり、出会いと別れを
重ねたりしているうちに、そのガラスに少しづつ傷がつく。
時にはすごく硬い心の人がいて、そういう人が大急ぎでそばを走りぬけると、
こっちの心にすり傷が残る。 
夜の空から隕石のかけらが降ってきて心の窓にぶつかってはねかえることもある。
少しずつ傷の跡が増えてゆく。
でもね、本当は、傷のあるガラス越しに見た方が世界は美しく見えるんだよ。
花の色は冴えるし、たった一本の草がキラキラ光ることもある。

と書いてあります。

私は今、30代後半(!!)ですが、
中学・高校時代を親元離れて英国の全寮制の学校ですごしたことを皮切りに、
大学卒業後は就職・転職・結婚・出産と同時の離婚・
14年にわたる母の闘病を支えること、一人での子育て、そして、仕事・・・。
ちょっぴり内容の濃い人生を送っているかもしれません。

今年2006年は、母が亡くなったことやその他にも
とにかく別離や変化があった年。
自分の意思とは関係ないところでの運命の流れ、みたいなものを
感じざるを得ない日々でした。

そこで!

”happy-sanになろう”って決意したのです。

このブログを立ち上げたのはその私の決意表明みたいなもの。

池澤夏樹さんの文章のように、傷の多いガラス越しに見た世界が
美しいんだっていうことを感じていきたい、と思ったのです。

どうぞ、宜しくお願いします!