通常ではミズバショウシーズンの6月の上旬の尾瀬。もちろんミズバショウも残っていましたが、すでに旬はすぎ、続いてこんな花々が咲いていました。
例年とは季節の進みが違う今年の尾瀬です。よろしければ参考にしてください。
残りわずかなミズバショウ
苞ににうっすらついているワッフル模様。蕾の時、ぎゅっと花穂を守っていた証。
レンゲツツジ
この色は他ではなかなか見ない美しさ。
タテヤマリンドウ
太陽が隠れると途端にくるくると花を閉じてしまう、明るいところが大好きな花。一面に咲くと湿原に青い星を散りばめたように見えます。
チングルマ
花よりも実になった時の姿が印象的。さすがにそれにはまだ早い。
コバイケイソウ
葉っぱが展開する前の姿が目をひきます。
サンカヨウ
山荷葉。花びらを濡らしたら本当に透明になりました。ただし、かなりしっとりと濡れないとダメです。
クルマバツクバネソウ
一緒に行ったメンバーに読み間違えていただきました（笑）
車Backバネ草
クルマ・バック・バネ・ソウ
「ツ」が小さくなるとまずいですね。
本当は「車葉ツクバネ草」。車輪状に葉をつけるツクバネソウ。ツクバネは羽根つきの羽根のこと。
ミヤマエンレイソウ
ゴゼンタチバナ
イワナシ
コミヤマカタバミ
タケシマラン
ルイヨウボタン
ミツバオウレン
キヌガサソウ
見事な株を発見！！
…って、見つけてくれたのは一緒に行った職場仲間で、わたしはうっかり通り過ぎるところでした(^^;;
山道に気を取られ、相変わらず足元しか見ていない自分。林床に散り落ちた花で、ようやくその存在に気がつくっていう…
すでに散っている方が多かったオオカメノキ。白い部分は花びらではなく装飾花。中心にポツポツと咲いているのが花の塊。
ムラサキヤシオも同じような感じ。
写真はわずかに咲いていた株。ほとんどが散っているか、枝に残っていてもすでにしおれて下向きでした。
そして、カエデの花が地味に花盛りを迎えていました。
オガラバナ
他にも撮影したんですが、残念ながらピンぼけでした…(^^;;
こんな感じで季節先取りの花もあれば、例年通りの花もあり、いちいち驚きっぱなしの今年の尾瀬でした。
※ところで、これは両方ともノビネチドリでしょうか？
2株の様子があまりに違うので、自信がありません(^^;;
その1:山の鼻VC付近
その2:大清水付近
これが同種であるなら個体差ってすごいです∑(゜Д゜)
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