最近はあまり使うことがなくなった和箒。
その箒を作ってらっしゃる若き職人さんのお店が札幌にあります。
→ほうきのアトリエと本の店 がたんごとん
今月の初めに札幌へ行った際に立ち寄ったお店。
箒って、
ホウキモロコシっていう植物からできているらしいです。
ホウキグサ(コキア)は知っていたけど、ホウキモロコシっていう植物があるなんて初めて知りました!!!
コキアやシュロから作る箒は丸型で、ホウキモロコシから作る箒は平型なんだそうです。
で、こちらの工房では、ホウキモロコシの栽培から、全て手作り。
それぞれ形の違う穂を丁寧に穂先を揃えながら束にして、その束を横に並べて糸でしっかりと固定していきます。
箒は日常生活の必需品として、需要が高く、全国各地に大規模な箒の産地があったと言います。こちらの箒は、神奈川県の中津(今の愛川町)で江戸時代から作られてきたという中津箒。
札幌で、神奈川県(しかもYNWCでもお世話になった愛川)と出会うとはなんとも不思議なつながり!!!
この中津箒の新たな後継者でもある店主の吉田さんは、美大出身。伝統の良さを生かしつつ、持ち手の部分に天然木を使用した、ご自身が草木で染めた糸を使用したり、使い勝手はもちろん、美しさへのこだわりが伝わってくる作品が並んでいました。
草木染めの糸
残念ながら、素敵な作品の写真は撮り損ねていたみたいですので、興味のある方こちらのカタログを→こちら
箒は最初は畳で使い、穂が傷んできたら、そこを切って次は板の間、さらに切って土間、と用途を変えて長く使うものなんだそうです。
し、知らなかったぁ…
和箒は植物素材のため、イグサでできている畳ととても相性がいいらしく、和箒で掃くことで、畳に艶が出るそうです。
こちらの店の箒は穂先をほとんど切らずに、丁寧に揃えて形成しているため、とても当たりが柔らかで、フローリングも傷つけないとのこと!!
そんな話を聞いたら、欲しくなっちゃいますよね♪
そうしたら、「陣馬山麓アトリエ展」にも出品されるんだというので、せっかくならと思って、そちらで購入することに!!
卓上用のミニ箒♪
糸はクサギで染めたものと思うのですが、購入時、店主さんは在廊されていなかったため、真偽のほどは定かではありません。
いつか、愛川にあるという箒博物館にも行ってみたいなぁ。
札幌で愛川に出会い、それが陣馬山麓での新たな出会いにつながり…。
縁に導かれて、世界が広がっていく今年の秋です。
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