YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

幼虫に夢中!

2012-06-26 18:24:49 | 身近な自然情報


お気に入りショットでーす♪
今年はモンシロチョウに続き、アゲハチョウの飼育にも挑戦してみました(*^_^*)

アゲハの幼虫は、終齢(5齢)を迎えると、黒白の鳥糞模様から、突如緑色に変化します。この時期の幼虫って、なんだかとっても愛嬌があって憎めません。






どうですか?かわいくないですか?芋虫って聞くだけで、苦手な方も多いとは思いますが、ぜひぜひ可愛がってやってくださいまし。

目みたいに見えるのは、強そうに見せるための偽りの模様です。実際は頭がとっても小さく(一番先端の鼻に見える部分)、そこに目がついています。

敵が近づくと頭の上あたりから、くさいオレンジ色の角を出します。写真を撮ろうと試みたのですが、つついてカメラを構えると、シャッターを切るころには角をひっこめているということの繰り返し…(^_^;)
いやはや、なかなか難しいです。

さて、臭いと書きましたが、わたしはけっこうその臭いの虜だったりします。ミカン科の葉を食べて育つアゲハの仲間は、その臭いを濃縮して敵を威嚇するのです。だから、柑橘系のにおいがします。



アゲハチョウは、ナミアゲハやキアゲハ、クロアゲハやカラスアゲハなどなど…、けっこう種類が豊富です。
これは、ナミアゲハの幼虫です。





蛹になろうとしているところです。上がナミアゲハ。下がクロアゲハです。違いが分かっていただけるでしょうか。
下の方が蛹化が薄んでいるので、幼虫らしさにかけて比べにくいかもしれませんけど…。

腹の下の方の色。目のような模様。斜めに入った模様の色など。よくよく見ると違うんですよ。
残念ながら蛹の写真は今日はないのですが、蛹の形だって違います。

さてさて、終齢幼虫は、上のように糸で体を固定して、少しずつ体を変化させ、最後は皮を1枚脱ぎ捨てて蛹へと変化します。



さいごにぬいた皮がこちら!!
エイリアンチックですが、頭の部分だけなら、ロボットが変形するときのようにパカッと割れて(この表現わかっていただけるでしょうか?)いるのがかっこいいような気も…。ちょっとトンボの頭にも似ているような…。

この最後の抜け殻は、今回飼育してみて初めて気づいた代物です。どうですか?幼虫って不思議な魅力がありますよね。←って思うのはやはり変人?

蛹になってから10日ほどが過ぎました。間もなく羽化かな?

商店街のアイドル

2012-06-26 05:58:01 | 身近な自然情報


近所の商店街で人気沸騰中のツバメたち。
今年は例年よりたくさんの数の巣が確認できます。



昼間は人目が多いので、夜の写真でちょっとさびしい感じですが、夜遅いにもかかわらずツバメ見学のまちの方も写っていますよ。子育ても最終段階。間もなく巣立ちというこの時期、親鳥も、雛たちも大いに商店街をにぎわしています。

最近数少なくなった、アーケード型の商店街。ツバメの巣作りに必要な軒先も健在です。







こんなところや、そんなところに巣がかかっています。なかには、手が届きそうな場所も…。



おやおや、静かだった雛たちが、とたんに騒ぎ出しましたよ。体を乗り出し、大きな口をあげてはピーピー鳴いています。



そうです。親鳥の登場です。四六時中泣いていては疲労困憊。こうして親鳥がきたときだけ、大きな口を開けて猛アピールです。
こんな暗い中、どこから餌を探してくんでしょうか。街灯に集まってきた蛾かもしれないですね。



だいぶ体も大きくなってきた雛たち。巣立つ日もまじかなようです。

さて、今年はずいぶん数を増やしているツバメたち。商店街で何か対策を立てたのか、はたまた、年による差異なのか…。
週末にでも商店街事務所で質問してみようかなあ…。



スーパーマーケットに入る人たちを見守るように見下ろしている門番さながらのツバメたち。遠い南の国に帰るその日まで、どうぞゆっくりしていってくださいね。

緊急手術その後

2012-06-25 21:00:49 | 日々のお話


カメマル、手術を終えて無事帰還です。
上の写真は動物病院へ向かうところ。横断歩道の先にあるのが病院です。
新しくできた病院で、もちろん受診したのもはじめてですが、とても親切で感じの良い獣医師さんでした。
院内もきれいで、小汚いバケツを床におくのもはばかられました(^_^;)

実はもう一軒、モルモットでお世話になっている動物病院があったのですが、こちらは、爬虫類は専門外とのことで、今回はこちらにお世話になりました。

それにしても獣医さんてすごいです。こんなに小さなカメマルをちゃんと手術してくれるんですから…



カメマルのレントゲン写真です\(◎o◎)/!
手足の骨がちゃんとわかりますよね!

そういえば昔、すっぽん料理を食べたとき、ひとつひとつ仲居さんが
「こちらスッポンの前足のから揚げになります」とか言って、持ってきてくれたなあ。たしかに骨があった記憶があります。

ちなみにカメマルにはひきとったときから尻尾がありません。他の動物にかじられたのか、事故なのかは定かではありませんが…。なので、獣医さんが見てもオスかメスかはよくわからないそうです。
おなかが平らなのでオスのような、甲羅の段差が大きい(?)のでメスのような…、とおっしゃっていました。



これはお尻側からみたレントゲンです。黒い部分は「空気袋」といって「肺」にあたるそうです。とくに異常は見受けられないので、肺炎などの病気は大丈夫とのこと。また、うんちを検査したところ、病原菌も発見されなかったので、そちらもとくに心配はなさそうです。

なんで脱腸しちゃったのかな?とりあえず、ペット用のカルシウムサプリなるものを探し、餌にまぜてみようと思っています。

さて、カメの脱腸ってどんなものかみたいという、マニアックな方のために、この下に写真をてんぷします。とてもグロテスクなので、嫌いな方はこのへんで…











































カメマルの脱腸写真です↓↓↓



痛々しいですよね。ほんと飼い主として反省します。カメマルごめんよ。

そして、手術後の縫いあと↓↓↓



お尻のアップでごめんなさい。
腸をおなかに戻して、肛門の両脇をぬって、ふたたび腸がとび出ないようにしてあります。
とりあえず、見た目はもとにもどりました。でも、再発の可能性もあるのだとか…。2,3週間したら抜糸だそうです。カママルがちゃんと完治しますように!!

最後はエグイ写真ですみません。ここまで見ていただいた方、ありがとうございました。

カメマル緊急手術

2012-06-25 19:01:01 | 日々のお話
Σ( ̄□ ̄;)
大変です。カメマルが脱腸になりました。カメマルっていうのは、飼っているクサガメ。

自分の体調不良にかまけて生き物たちのお世話をさぼっていたのがまずかった。うわ~ん、ごめんよカメマル~(T-T)

夕方久しぶりにカメマルの水槽を動かしてみると、カメマルのおしりがちらり。

なに?なんかへん…
あわてて逃亡防止用の金網を持ち上げて、カメマルを裏返してみると、肛門の周りが腫れあがってる…。直視するのも辛い有り様。

で、動物病院へ連れてきたのですが、見た目は元気。移動用のバケツから何度も逃亡を図ります。

しかし見た目が元気でも安心できないのが小動物。獣医の先生がおっしゃるには、どうやら脱腸。いろんな原因があるけれど、主にはカルシウム不足が考えられるとか。

あの赤いのは腫れではなく腸だったのか…。ますます痛そ~。

今カメマルは腸をお腹に戻す手術をしていただいています。ちゃんと麻酔もしてくださるので痛みはないらしいです。

カメも麻酔するんですね。ガスらしいです。

ちなみにカメの手術代は、全身マッサージ2時間コース分くらいかかります。でも、元気になってくれるならもうそれだけでいいんです。

そろそろ手術が終わる頃。迎えに行ってきます。なお、カメマルのその後が気になる方は。このあと更新予定の「緊急手術その後」をご確認ください。

1週間ぶりの更新

2012-06-25 07:37:19 | お出かけ情報
先週は体調崩したり、母の実家でご不幸があったりと、毎日更新を誇って(?)いたこのブログを1週間お休みしてしまいました。ご心配をおかけした皆様すみませんでした(^^;

本日より徐々に復活予定。どうぞご贔屓にお願いします♪

さて写真は、母の実家、神奈川県足柄の何気ない風景です。あたり一帯こんな風景。

田畑や石垣、曲がりくねった細い道。自分の中に描く故郷の元風景です。

これといって何もない、だからこそ先代の人々の堅実で誠実な暮らしが見えてくるようなこの風景がとても好きです。



こういう土地では季節の変化もより身近に、生活に密着して感じられるに違いありません。

自分の日常とここで流れている日常。たくさんの日常が同時に存在していることに改めて思い至ります。自分らしく、そして人に恥じない日常をすごしていきたいと思いました。