お気に入りショットでーす♪
今年はモンシロチョウに続き、アゲハチョウの飼育にも挑戦してみました(*^_^*)
アゲハの幼虫は、終齢(5齢)を迎えると、黒白の鳥糞模様から、突如緑色に変化します。この時期の幼虫って、なんだかとっても愛嬌があって憎めません。
どうですか?かわいくないですか?芋虫って聞くだけで、苦手な方も多いとは思いますが、ぜひぜひ可愛がってやってくださいまし。
目みたいに見えるのは、強そうに見せるための偽りの模様です。実際は頭がとっても小さく(一番先端の鼻に見える部分)、そこに目がついています。
敵が近づくと頭の上あたりから、くさいオレンジ色の角を出します。写真を撮ろうと試みたのですが、つついてカメラを構えると、シャッターを切るころには角をひっこめているということの繰り返し…(^_^;)
いやはや、なかなか難しいです。
さて、臭いと書きましたが、わたしはけっこうその臭いの虜だったりします。ミカン科の葉を食べて育つアゲハの仲間は、その臭いを濃縮して敵を威嚇するのです。だから、柑橘系のにおいがします。
アゲハチョウは、ナミアゲハやキアゲハ、クロアゲハやカラスアゲハなどなど…、けっこう種類が豊富です。
これは、ナミアゲハの幼虫です。
蛹になろうとしているところです。上がナミアゲハ。下がクロアゲハです。違いが分かっていただけるでしょうか。
下の方が蛹化が薄んでいるので、幼虫らしさにかけて比べにくいかもしれませんけど…。
腹の下の方の色。目のような模様。斜めに入った模様の色など。よくよく見ると違うんですよ。
残念ながら蛹の写真は今日はないのですが、蛹の形だって違います。
さてさて、終齢幼虫は、上のように糸で体を固定して、少しずつ体を変化させ、最後は皮を1枚脱ぎ捨てて蛹へと変化します。
さいごにぬいた皮がこちら!!
エイリアンチックですが、頭の部分だけなら、ロボットが変形するときのようにパカッと割れて(この表現わかっていただけるでしょうか?)いるのがかっこいいような気も…。ちょっとトンボの頭にも似ているような…。
この最後の抜け殻は、今回飼育してみて初めて気づいた代物です。どうですか?幼虫って不思議な魅力がありますよね。←って思うのはやはり変人?
蛹になってから10日ほどが過ぎました。間もなく羽化かな?