2020.3.9@三ツ池公園
お彼岸を過ぎて、桜が咲き始めてから降る雪があります。満開の桜に雪が降るだなんて、びっくりですが、昔から稀にあるようで、「桜隠しの雪」なんて、名前がついているそうです。
ソメイヨシノ@三ツ池公園(2020)
コヒガンザクラ@昭和記念公園(2022)
春の雪は、真冬とは違い、降ってもすぐに溶けてしまう淡雪。
2022.3.22@昭和記念公園
まだらに降り積もる様子を「斑雪(はだれゆき)」と言うそうです。
「はだれ」!!
…読めません(>_<)
田畑にうっすら積もる雪…
伸びてきているのは麦の芽です。
春の雪には他にもさまざまな名前がついています。
名残り雪
サンシュユ
別れ雪
ウメ
雪の果て
ハクモクレン
冬の間、人々の生活を散々苦しめてきた雪ですが、それも終わりとなると、どこか淋しいものなのですね。
自然とともに暮らしていた昔の人々の美しい感性。日本語の響きはとても優しいです。
春の雪の記録です↓