初めてのクルージング1

ダイアモンドプリンセス号で9泊10日のクルージング。
大型客船に敬意を表して、人生初のネイルもしてみた。



霧雨の昼下がり、横浜港の大桟橋に到着。
スーツケースは既に客室に届けられているはず。順番を待って入国審査。外国船だと実感。でもこの船は三菱重工が造ったもの。

たくさんのクルーに迎えられて乗船。



船室は海側バルコニー。
先ずすることは、クローゼットに衣類を吊るすこと。
ハンガーが50本くらいぶら下がっていたが、全部使った。今夜のドレスコードはスマートカジュアル。

出港の警笛は霧笛、夕食の時にベイブリッジをくぐった。



デッキでその瞬間を見たければディナーをキャンセルすることになる。霧に包まれているから、何となく情熱は失せ、乗船後最初のディナーを優先した。

初めましてのご挨拶、テーブルのお仲間は8人。

さあて、食後は船の中を探検だ。まだこの時は、自分がどこにいるのか、船首はどちらか、そんなことさえわからないほどで、歩けば歩くだけ迷子の心細さに溺れる。



そんなデビューしたての私をおいてけぼりにして、船内は大人のテーマパークとなり、慣れた人達を飲み込んでいく。
部屋に戻ると、なんと！もう客室係のカルビーノが2回目の清掃に来ていた。
人懐っこい大きな瞳には誠実で親切な人柄が見えた。カルビーノにはこれから毎日お世話になる。


うろつき回っただけで特に何のイベントに参加することもできず、心身共にかなり疲れて初日を終えた。
明日は終日航海日だからのんびり過ごしたいものだ。
ドレスコードはフォーマル。