クルージング2日目、終日航海。
朝の大海原を客室バルコニーで独り占め。
早起きできたのでデッキをウォーキング
最後尾より
結構歩き回って部屋に戻ると昨夜頼んでおいたモーニングセットが届けられていた。
休憩後ホライゾンコートに繰り出してビュッフェタイプの昼食。
今夜はシャンパンタワー、キャプテンのご挨拶が聞けるパーティーがある。
ドレスコードがフォーマルなので、朝からフォーマル姿の方もいらっしゃる。
船上での生活は、前日に配達される「船内新聞」を読んで予定をたてる。
モーニング
アフタヌーン
イヴニング
今日も沢山のイベントが彼方此方で開催されているが、まだ慣れない私はアフタヌーンに、吹き抜け階アトリウムでのギター演奏を聴きに行っただけ。クラシックギターではなかったけれどまあいいや。
アトリウムの特等席のソファーはなかなか座れない。大きな外人さんが悠々と眠りこけていたり、一度座ったら離れない人が多いようだ。
それで、少し離れたカフェバーの近くのソファーに座った。
程なくウエイトレスがやってきて
「飲み物はいかが?」
ビュッフェでいっぱい飲んできたのに、
「アメリカン?カプチーノ?」と尋ねられて断れば良いものを思わず「アメリカンプリーズ」
すでにビュッフェで無料のコーヒーに慣れたせいだ。
機械を使うコーヒーは有料です!終日航海日のみオレンジジュースが無料!
この教えを思い出したのはウエイトレスがサインを求めてきてからだ。あじゃぱー。
幾らするのかはもう聞けない(^^;;
でも、このアメリカンコーヒーが美味しかった!
夕食は、5時半からと7時半からの2回にグループ分けされていて、私達は5時半のグループ。
更にメインダイニングにレストランが数カ所あり、私達は「サンタフェ」
午後3時を過ぎるとそろそろシャワー浴びたりしてイブニングタイムに控えることにした。
高齢の父の身支度をお手伝いするので時間は倍必要なのだ。
父は今回の旅にも、ウィーンで買ったブルーのお気に入りネクタイを持ってきた。
私がバタバタ慌てると父は不安そうな表情になるから、できるだけゆったりと動けるように心掛けているのだが、それでも時間は足りなくなる。
父の時間の流れ方は私のそれとは違う。
近いは遠い、遠いは近い。長いは短い、短いは長い。
さらに、
寒いは暑い、暑いは寒い。
寒いのがとても心配な父と、寒さに強い私、温度差親子なので
「寒いかなぁ?」と尋ねられても「じいちゃんでないからわからない」としか答えられない。
船内は大概温度は少し低い。普通の感覚なら一枚羽織るというので良い。でも父は下着を薄手にするか厚手にするかで悩むのだ。厚手にして、もし汗をかいたらどうするか?薄手にして寒ければスーツの上着の上に何を羽織るのか?フォーマルナイトにジャンパーは着られない。
ええい!ままよ!で出掛けるまでに私は汗をかいてしまった。
ダイニングで食事して、アトリウムでのパーティーに顔を出すと、皆さんシャンパンタワーの前でお写真!
さらに記念撮影会、カメラマンが様々なポーズで写真を撮ってくれる。
生演奏の響き渡る中、シャンパンやチョコレートが配られて、司会者が英語でまくし立て雰囲気は盛り上がる。
あちこちで踊り始めるグリーンやグレーやブルーの瞳の人達。楽しくて自然に身体がリズムをとる。
クルーが紹介されて、最後にキャプテンの挨拶。素敵なキャプテン!貴方にこの旅お任せします!
寒いか暑いか?なんて何処かに吹っ飛び、繰り広げられる映画の中のような世界に興味深々でカメラを向け、グラスを持ち、チョコレートを手にご機嫌な父。
シャンパンタワーにシャンパンを注ぐのは、最後の希望者が終わるまで延々と続けられる。
だから私達は並んだりせずに行列が終わった頃に行ってしっかり注いできた。
記念撮影も最後から3番目。お姉さんカメラマンが親子バージョンのポーズをいろいろと考えてくれる。
新婚さんとかご夫婦と同じポーズとはいきませんのでね。
全部終わって
バッタンキュー。
明日は釧路港に寄港、釧路湿原観光だ。