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ベトナムと韓国との外交問題

2013-10-13 | 韓国

先月(9月)、韓国大統領が、あのベトナムを訪問した。

2013年09月09日08時59分 [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]

タイトル:銃口を向けた歴史を超えて・・・朴大統領のVIPセールス外交始まる

 ハノイは“工事中”だった。朴槿恵(パク・クネ)大統領は主要20カ国(G20)首脳会議の日程を終え7日にベトナムの首都ハノイに到着した。

  朴大統領が米国、中国に続く3番目の歴訪国に決めたベトナムの首都の都心はあちこちで開発の熱気があふれていた。主に高層ビルを建てる工事だった。1986年に経済成長に向け「ドイモイ」と呼ばれる改革開放政策を始めてからベトナム最大の経済都市のホーチミンを過ぎてハノイにまで激しい開発ブームが移ってきた。

  まるで韓国の80~90年代を連想させた。開発ブームの中心には韓国企業があった。ハノイの代表的名所は72階建ての慶南(キョンナム)ハノイランドマーク。韓国の慶南企業が建設した。ロッテ建設は来年の完工を目標に市内に65階建てのビルを建設している。

  朴大統領のセールス目標は100億ドル規模の原子力発電所2基の事業権受注だ。青瓦台(チョンワデ、大統領府)のチュ・チョルギ外交安保首席秘書官は会見で、原発受注基盤造成、大規模国策事業参加要請、自由貿易協定(FTA)推進を3大課題として提示し、原発受注を最優先に掲げた。チュ首席秘書官は、「韓国の原発技術の優秀性と安全性を強調しベトナムの原発建設に参加できるようベトナム政府の支援と関心を求める予定だ」と話した。

  9日にチュオン・タン・サン国家主席との首脳会談を控えた朴大統領は、8日に市内のホテルで開かれた韓国ベトナム経済協力懇談会に出席し、「ベトナム(V)、インドネシア(I)、フィリピン(P)を意味するVIP3カ国が既存のBRICsに続く新たな新興国に浮上している。東南アジアの国でベトナムを最初の訪問国に選択し、多くの財界関係者が同行した理由も韓国とベトナムがともに作っていく未来に対し確信しているため」と述べた。合わせて、「最近共同研究が始まった原発建設協力が具体化されれば両国間の経済協力の新たな地平を開くことになるだろう」と強調した。

 朴大統領は9日の首脳会談に先立ち、ベトナムの人たちに永遠の国父であり「ホーおじさん」という親しげな名前で通じるホー・チ・ミンの廟を訪れ献花することにした。

  ベトナムは朴大統領の父の朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領が、米国が支援するベトナム共和国(南ベトナム)を助け現政権のルーツであるベトナム民主共和国(北ベトナム)と銃口を向け合った歴史を持った国だ。朴元大統領は64年9月に医療兵力派遣をはじめ73年3月のベトナム撤退まで32万人を参戦させた。

  韓国はベトナム戦に戦闘部隊を派兵しながら米国からいわゆる「ブラウン覚書」を勝ち取った。追加派兵時にベトナムで実施される各種救護建設事業に韓国企業を参加させ、韓国に追加でAID借款(米国が開発途上国に提供した長期融資のひとつ)を提供し、ベトナムと東南アジアへの輸出増大を可能にする借款を追加で貸与するという内容だった。派兵の代価として受け取った借款で朴元大統領は重工業の基盤を確保し、70年に京釜(キョンブ)高速道路を開通させた。またベトナム特需を通じて雇用を増やし、経済成長につなげることができた。

  朴大統領がホー・チ・ミン廟に献花するのはこうした過去の歴史に対する和解の意味が込められている。朴大統領が今回の訪問に、父をベトナム派兵でなくしたセヌリ党朴敏植(パク・ミンシク)議員を特別随行させたのもそうした理由からだ。朴議員の父の朴スンユ中領は猛虎部隊情報将校として派兵され72年に戦死した。朴議員7歳の時だ。朴議員は現在国会韓越親善協会会員だ。朴議員とともに特別随行した李秉錫(イ・ビョンソク)国会副議長が韓越親善協会会長を務めている。

以上

 

この記事から指摘するのは、次のとおり。

1.ベトナムで、大量虐殺をした韓国が、ベトナムには、正式には謝罪していないこと。

日本には、過去の歴史うんぬんを言うが、自国に都合が悪いことは、ベトナムに対して謝罪しない。

ベトナムに派兵した理由も、この記事に書かれているとおり。

韓国の企業を売り込込みたいのと借款(お金を借りた)のための派兵と書かれている。この記事は、韓国の新聞が書いている。

そして、ベトナム戦争での行為は、大量虐殺と強姦。

http://www.youtube.com/watch?v=bJxvxI9epEs 

 

戦争なので、両国に負傷者、死者がでるのは当たり前で、姑息にも、その戦争で父をなくした議員を連れてきている。

この記事では、過去の和解の意味が込められているので。特別随行させた理由と明記してある。

このロジックって、可笑しい。

ベトナムで、韓国も参戦したから、韓国人も死にましたという理由らしい。

だから、なんだと問いたい。

戦争したから、兵士はどちらも死ぬことがある。

しかし、年寄、子供、女性の大量虐殺と強姦については、国として謝罪しなくてはいけない。

日本の慰安婦は、朝鮮人が一部の朝鮮人を強制的に娼婦にしただけで、基本的には、韓国内の新聞広告で応募した人が慰安婦なっているだけ。

内容が違う上、しかもその証言は虚言である。

 

2.韓国を売り込みたいと言っているが、品質は大丈夫なのか

・原子力発電所の問題:

現在、世界で原子力発電所を製造できるのは米国のGE、フランスのアレバ社、そして日本の東芝、日立の4社だけです。原発の国際入札にはこれらのメーカーが中心となって参加しますが、これまで日本は前民主党政権が原発に消極姿勢を示し、中東などからの発注を断ってきた経緯があります。

 するとその後、原発製造の技術を持たない韓国が入札し、受注しているのです。
 これはどういうことかと言うと、韓国が日本から原発技術・素材を輸入し、それを「韓国ブランドの原発」として中東に輸出することを意味します。しかも、保守点検などは技術を持った日本のメーカーがやるという保証付きで。
 中身は日本製で看板は韓国製という原発が作られるのですから、日本にとっては表向きはともかく結局は原発を製造・輸出するのと同じことになります。
 
 
不正ケーブルは建設中のものを含む原発6基に納品されており、そのうち稼働中だった2基が発覚後に停止された。今月14日には、新たに16カ所で不正ケーブルが使われていることが明らかになっている。韓国の原発に納品された、こうした不正部品は、この10年間で1万900点以上に上るとも言われる。
 
評論家の三橋貴明氏は月刊「SAPIO」7月号で、韓国の原発問題についてこう指摘している。
「韓国は2011年9月、大地震に見舞われたわけではないにもかかわらず大停電を起こした。その後の報道で判明したのは、韓国の原発は国産比率が高いほど事故が多発しているという、ある意味で予想された真実だった」

http://the-liberty.com/article.php?item_id=6204

韓国には、原子力技術はないことを示している。
 
 
・構造物の品質問題:
 パラオの橋が崩壊

 マレーシア高層ビル(ペトロナスタワー)が傾くし、入居者が少ない

 http://www.asyura2.com/0406/idletalk10/msg/584.html

 何回も故障するウクライナの列車

 http://www.youtube.com/watch?v=TTBl1Zjy0Sw

・製品の品質

 サムスンのギャラクシー爆発事例多数(「スマホ 爆発」で検索)


「ソウル・プロセス」って、ご存じですか

2013-10-13 | 韓国

今回のASEAN+3のことで、韓国はどう表現しているのか、韓国の新聞を読んでいたら、聞きなれない言葉「ソウルプロセス」が書かれていた。

日本の報道には出てこない言葉:

中央日報の2013年10月11日10時10分の記事:

朴大統領、ソウルプロセスに各国首脳の支持を確保: 

朴槿恵(パク・クネ)大統領は10日、東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(韓国・日本・中国)首脳会議と東アジア首脳会議(EAS)に出席し、自らの対外政策である北東アジア平和協力構想を説明し、支持を確保した。北東アジア平和協力構想とは、環境など非政治的な懸案から北朝鮮の核など安保懸案へと対話の段階を高めていくもので、「ソウルプロセス」とも呼ばれる。

以下、省略

 

ソウル・プロセスは、日本の新聞には、でてこない。

韓国民が知っている言葉。

検索すると、中央日報、朝鮮日報等、韓国の記事しか挙がってこない。

検索で、最初に挙がった日本人が書いた文章(今回はブログ)は、ここを参照:

https://argusakita.wordpress.com/2013/05/10/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%84%E3%81%86%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%A7%E5%A0%B1%E9%81%93%E3%81%8C%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B/comment-page-1/

このブログからの抜粋: 

2013年5月、朴大統領とオバマ大統領との会談について書かれているブログ

パクが提案した『ソウル・プロセス』は2002年からのヘルシンキ・プロセスを真似たもの(名前がパクだからパクッたわけではないだろうが)で東アジアの異常な事態、つまり経済的には相互関係が拡大しているにも関わらず政治や安全保障で不信と緊張が続いていることを解決するための提案なのだが、パクが失敗したのはその『ソウル・プロセス』を進めるためには日本の<正しい>歴史認識が必要という日本におっかぶせたところがアメリカでは受けなかった。

以下、省略します。本文のブログを参照してください。

 

ところが、このソウルプロセスは、70年代・80年代の欧州で重要な役割を果たした「ヘルシンキ・プロセス」を真似たもの。

ところが、北東アジアは、そう簡単ではないと言っているブログは、ここを参照:

http://japanese.ruvr.ru/2013_05_07/112693508/

東アジアに今、多くの国が参加する安全保障システムが必要であることには疑いがない。まさしく、70年代の欧州に創設されたようなシステムが、である。しかし、「ソウル・プロセス」の実現には小さくない障害がある。東アジアの現状は冷戦当時の欧州とは大きく異なっており、欧州のサクセス・モデルをそのまま適用することは出来ない。

最も重大な相違点は、東アジアには「分断された国家」がある、という点である。すなわち、中国と台湾、韓国と北朝鮮。むろん70年代の欧州にも、東西に分断されたドイツという国家があった。しかし、その実態は現在の中国や韓国と大きく異なっていた。東西ドイツは互いに互いを「国家」であると認め、外交関係を樹立していた。両ドイツとも、統一ドイツの唯一正統な政府というステータスを追求しようとはしなかった。だからこそ、1975年、ヘルシンキ会議が開催された際、公式的・法的には、既にドイツは分断された国家ではなかったのである。

(中略)

こうした東アジア的問題を、対話や妥協で癒すことは可能である。しかし、「ヘルシンキ・プロセス」において確立された国境不可侵原則は、これら問題群に対して、なすところを知らない。

 

 

この程度の内容で、各国が支持したかどうかも分からない。

このプロセスには、現状発生している領土問題を解決するプロセスが含まれていない。

まず、日韓にある竹島問題を解決してから、提案すべき内容である。

自国の領土問題も解決できない国が、何を言っても、誰も動かないことを知るべきである。

自国の外交成果に虚勢を張りたい新聞記事だったと言わざるを得ないと考える。