今月から、学校に通っている。
一日、8時限あるんで、受講するだけでも、結構疲れる。
そのため、日経新聞の記事から書き込むブログが、少し遅れ気味となっている。
先週18日の日経新聞記事から。
「ミナミマグロの日本に割り当てる2015~17年のミナミマグロの年間総漁獲枠は、14年比で約4割増となる4737トンに増やすことが決まった。」
まず、2013年のこの時期に、15年以降の3年間の漁獲量が決まることに驚いた。
ミナミマグロは、時々、ぶらりと寄ることがある寿司ローの定番マグロ。
そのマグロが4割増しは、価格的には安くなるのではと考えるので、良いニュースと思った。
その記事には、「ミナミマグロの資源量が増えているため、漁獲量が増えた。」
漁獲量を増やしたので、当然、そうだろうとは思う。
「ミナミマグロはクロマグロと並ぶ高級マグロで、ほとんどが南半球で捕れる。」
ミナミマグロは、その名の通り、ミナミ半球で取れていることは知っている。
クロマグロも、ミナミ半球中心だったとは、知らなかった。
私には、クロマグロは、日本近海でも捕れているイメージが強い。
調べてみたら、クロマグロ(黒鮪)学名 Thunnus orientalis 、英名 Pacific bluefin tuna全長3 m・体重400 kgを超える。本種・タイセイヨウクロマグロ・ミナミマグロの3種はマグロ属の中でも胸鰭が短く、第二背鰭に届かない点で他種と区別できる。日本近海を含む太平洋の熱帯・温帯海域に広く分布する。
地方によっては若魚をヨコ、ヨコワ(近畿・四国)、メジ(中部・関東)、ヒッサゲ、成魚をホンマグロ(東京)、シビ、クロシビ(各地)などと呼ぶ。希少価値も高く最上等種とされ、高価格帯で取引されている。魚体の色と希少価値から「黒いダイヤ」とも呼ばれる。
近海も取れているが、おもには、熱帯・温帯海域だったのが分かった。
「国内で流通するマグロ類のうちミナミマグロは1.1万トン(11年)と、全体の約3%にとどまる。水産庁は「マグロ類の流通価格への影響は小さい」とみている」
ミナミマグロが、1.4倍の漁獲量となっても、マグロ全体の3%は、単純計算で4.2%になるだけ。
他の条件が変わらないと考えると、正確には、4.15%となるだけ。
水産庁のコメント通り、全体の漁獲量には影響は少ないので、価格への影響もないだろうという計算結果だった。
最近の寿司ローのネタが、薄くなってきた。
薄くなったので、割安感はなくなった。
薄いネタの寿司は食べたくないので、今は、殆ど食べに行かない。
この記事を読んだ時は、2015年以降、食べに行ってみようかと思ったが、値段が下がらないと、ネタの厚さは変わらないので、やはり、食べには行けないことを知った。
一時期、回転寿司チェーンは、寿司の割安感があったが、今はその感覚がなくなった。
大手回転すしチェーンよりは、料金が高くなるが、地元の小規模寿司チェーン店の方が良い。
安くて、おいしい寿司屋は、結構ある。
回転寿司チェーン店も、ネタの厚さや価格見直しをしないと、寿司が好きな客の、客離れが進むと考える。
薄ぺっらな寿司ネタをおいしいとは感じない。
酢飯を食べに行くのではない。