はせがわクリニック奮闘記

糖質制限、湿潤療法で奮闘中です。
パーキンソン病にはグルタチオン点滴を
癌には高濃度ビタミンC点滴も施行中です。

芥川賞・又吉直樹・火花

2015年08月08日 | 読書
昨日、文芸春秋で上記を読みました。

何の文句も無く、面白く読み終わりました。

本人は否定していますが、主人公であるお笑い芸人の姿が、どうしても又吉とオーバーラップしてしまいます。
この小説に関しては、そのことが読者をストーリーに簡単に引き込んでいく要因になっていると思います。

お笑い芸人が小説を書いたという報道がなされていますが、そうではないようです。
文学少年が、ずっと文学を愛しながら、お笑い芸人を生業とする中で小説を書いたのです。

書こうと思ったきっかけは、昨年私もアップした西加奈子の、” サラバ! ” を読んで感動したことだったそうです。
直木賞の作品が芥川賞を誕生させたという構図でしょうか?