はせがわクリニック奮闘記

糖質制限、湿潤療法で奮闘中です。
パーキンソン病にはグルタチオン点滴を
癌には高濃度ビタミンC点滴も施行中です。

大酒呑みは酢を好む

2015年10月09日 | お酒
今日の夏井先生のサイトで、ヘビードリンカーの脳はアセト酢酸を取り込んでどんどん利用しているということが取り上げられていました。
ブドウ糖よりもアセト酢酸を優先的に利用しているのだそうです。

まあ、ケトンが産生される時にはアセト酢酸も同時に産生されますので、糖質セイゲニストは酒に強くなるように思われます。
写真は最近の私のケトン分画です。



アルコールは CH3CH2OH ➡ CH3CHO ➡ CH3COOH でアセト酢酸になり加水分解されていきます。

大酒のみで糖質セイゲニストであるわたしは、毎日アセト酢酸で脳を働かせているわけです。

今年の2月に15日間禁酒を実行したことを以前にアップしましたが、眠いし、元気が出ないしで、QOLが低下しました。
考察すれば、毎日の総接種カロリーの40%近くをアルコールに依存している私にとっては、禁酒は深刻なアセト酢酸不足を招くことになります。
このことがQOL低下の原因であったように思われます。
次回禁酒にチャレンジする時は、酢を大量に摂取してみようと思います。

10年以上も前の話ですが、減量目的で1年間黒酢を飲み続けたことがありました。
減量は叶わなかったのですが、酒が強くなりました。
その時からジョニ黒を半分以上も飲むようになってしまったのです。
それまでは半分弱がやっとでした。
翌朝、そのことを確認するたびに、ダジャレで、范文雀という女優を思い出していました。
彼女は昭和45年にテレビドラマ、" サインはV " に、ジュン・サンダース役で出演しブレイクしました。
ウィキペディアで調べると、年齢は私の3つ上のようです。
24歳で寺尾聡と結婚しますが、翌年離婚しています。
平成10年にマリグナントリンフォーマの治療を開始し、平成14年に心不全で亡くなっています。
享年54歳でした。

さて、私が酒に強くなったメカニズムが、やっと分かりました。
アセト酢酸の摂取が原因だったのです。

逆に考えれば、酒に強くなりたいなら、毎日黒酢を飲んで、調味料にポン酢をジャバジャバ使えばいいわけですよね。