今日は上記本を読みました。湿潤療法のアウトラインは夏井先生のホームページで理解していましたが、知識に上乗せができて厚みを増やすことができました。
分かりやすかったのは、現在病院でしている「医療行為としての消毒」で本当に必要なものは
1.関節注射をする前の皮膚消毒
2.カテーテル類を入れる前の皮膚消毒
3.血液培養用の血液を採血する前の皮膚消毒
の3つだけだそうです。
思い起こせが、昔は、オペの縫合部位が醜く盛り上がってしまう患者さんが多数見うけられていました。
私たちは、"ケロイド体質"と称して片づけていましたが、彼らは繰り返されるイソジン消毒の被害者だったのかも知れません。
そして、そのことが今だに繰り返されている病院もあるのです。
糖質制限にせよ、湿潤療法にせよ、特ダネ情報をきちんと入手できる環境にあって、
なおかつそれをきちんと評価できたグループが、誤った医療を回避できる時代になってきたように思えます。
逆に考えれば、環境に恵まれずに、特ダネ情報を入手できないグループは旧態依然の医療常識の被害者であり続けるわけですよね。
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