はせがわクリニック奮闘記

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睡眠ホルモン:メラトニン

2012年01月12日 | 健康


人間は朝に陽の光を浴びると、その15時間後位に脳の松果体からメラトニンというホルモンが分泌され始めます。
メラトニンの働きで、寝ようかなという気分になったり、眠くなったりするのです。
メラトニンが分泌され続けるおかげで、深い眠りが持続するのです。
ところが、残念なことに、加齢とともにメラトニンの分泌量は漸減していきます。
これが年寄りの入眠障害や早朝覚醒の原因なのです。
私は、もともと酒が強くて、飲めば飲むほど目が冴えてくるタイプでした。
したがって、夜の2時前に寝付くのは、一年間で数日しか無いようなありさまでした。
しかし2年ほど前に、毎晩11時半にメラトニンを飲む習慣をつけたところ、1時までが限界となりました。
しばしば見られた早朝覚醒も殆んどありません。
これは何のエビデンスも無い私の推測ですが、初老期うつ病や認知症にはメラトニン不足による睡眠障害が関係しているような気がします。
マウスの実験では、メラトニン投与によって寿命が20%長くなったそうです。
推測されるその理由としては、メラトニンはラジカルを減少させ、免疫機構を刺激し、心臓血管系を保護し、
体内時計のリズムを若いまま保ち、成長ホルモンの生成を刺激する、などがあげられています。
上記は ”メラトニンFAQよくある質問”というサイトからの転用です。検索してみて下さい。
メラトニン製剤は欧米では昔から薬局で普通に販売されていますが、日本では厚生省が未だ認可していません。
したがって通販で個人輸入するしかありません。
私が購入に使うサイトは ”ドクターズサプリ直販市場”です。
1錠20円くらいでゲットできます。
私は3mgを服用しています。


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