はしぞうのKeep Casting

水郷メインの平日バサーの釣行記です。たまにスモゲーも。

3.09 秩父ヤマメ釣行

2011年03月10日 | 釣り(バス以外)
9日に、だいぢさんとヤマメ釣りに。
秩父にヤマメを釣りに行くのは、2000年以来、実に11年振りである。
その時の同行者も、だいぢさんであったのだが、今は互いに転職してしまったが、当時は同じ会社の同僚であったのだ。
前回は、3月の末で、その2日前に放流が行われたのであるが、今回は、2月末に放流したきりである。
休みを強引に調整して、放流から時間が経たない内にと目論んだのだが、行きの車中のだいぢさんの話によると、逆にまだ早いようである。
さて、集合は少しでも目的地に近い方という事で、だいぢ家になったのだが、それでも2時間弱かかるようだ。
現地のコンビニで釣り券を購入し、前回と同様に荒川源流を目指す。
ところが、10年以上経ってしまい地形が変わったのか、前回の場所が分からない。
新規の場所でもいいのだが、降りられる所が見当たらない。
右往左往した挙句、とりあえず降りられそうな場所を見つけた。
結構切り立っていて、降りるのに苦労しそうであったが、だいぢさんが木から下がっているロープを見つけて「ここから降りて釣りをしてる人が居るって事だね。」と言い、ロープを伝って降りていった。
此方もロープを手掛かりに降りてみたが足元が悪く、降りたというよりは落ちたという感じであった。
使用タックルであるが、前回は此方がエサ仕掛けとフライで、だいぢさんはエサとスプーンであったのだが、スプーンが一番効率が良かったので、前回の釣行時に赤星さんに選んでもらった。
赤星さん曰く「バスロッドでやり、かつ川幅もある程度あるなら、5g位の細身のスプーンがいいでしょう。道具選びのアドバイスなら任して下さい。釣れるかどうかは場所と腕次第です。」
で、買ったのがシマノのカーディフ5g。
これに賭けてみよう。
川幅もあり雰囲気も良いのだが、いかんせん魚っ気が無い。管釣りの魚のイメージが強いのだろうか?何も見えないと今一釣れる気がしない。
下流部の堰堤の下まで移動しながら、キャストを繰り返したがアタリも何も無い。
諦めて堰堤を上がろうとすると、(増水時に魚の魚道になりそうなスロープなのだが)滑って上がれない。人間蟻地獄状態である。
勢いを付けて駆け上がったら、ズルっと滑って膝を打ちそうである。
うーん、どうしたものか?
絶対に何か方法はある筈。冷静に周りを見回すと、右端に傾斜の緩やかな魚道が付いていた。無理をしなくて良かった。
入れ替わりに、だいぢさんが降りて行った。此方は車まで戻った。
暫くして、普通に上がって来た、だいぢさんの姿が見えた。横の魚道に気付いたのかな?
車中で聞いてみると、「全然上がれなくて、スパイダーマンみたいになってた。最後は無理やり駆け上がった。」
強引な力技で脱出したらしい。
それにしても釣れない。だいぢさんも「今日は魚の姿を見れないかも。」と言い出した。
途中の支流も駄目で移動。みんな釣られてしまったのであろうか?
秩父漁協の管理事務所の近くに来たので、中で情報を聞いてみる事にした。1600円も払って何も釣れないんじゃね...。
「どの辺でやりましたか?」と聞かれたので「荒川とその支流。」と答えると、「荒川はまだ放流していない。釣れるのは渓流。」との事。
どうりで釣れない訳である。
ポイントを2つ聞き、1つ目の場所へ。
荒川では一人も見掛けなかった釣り人が、そこかしこに居る。やはり知っている人は知っているのだろう。
良さ気な所に車を停める。川幅からしてもルアーは無理だろう。
だいぢさんは川虫獲りに夢中になっている。ガサガサ魂であろうか?目的が違うんですけど...。
此方も川虫を捕まえて、釣りスタート。
しかし、積もった雪の上には先行者の足跡があり、魚からの反応は無い。
人が入っていない所じゃないと駄目かな?幸い雪が目印になる。
下流へ移動。流れが当たる澱みに仕掛けを流す。
ここぞという場所で、目印を浮き代わりに水面に落としてステイさせ回遊を待つ。
渓流釣りのセオリーは全く無視である。
暫くすると、浮き(ではなく)目印がズドン!と消し込んだ。
すかさず竿を立ててアワせると...

綺麗な良型のヤマメである。
早速だいぢさんに連絡をとろうとしたが、知る人ぞ知るモーターマンの秩父鉄道の歌よろしく圏外になっている。とりあえずメールが圏内に入ったら届くようにして送ってみた。
暫くして、だいぢさんが対岸に慌ててやって来た。どうやらメールが届いたようだ。
場を休めがてら川虫を獲り、再度同じ所を流すと、もう一匹釣れた。
その後は沈黙で、まだ釣れていないだいぢさんは移動するよと急っついている。
釣れた魚をスーパーの袋に入れ、腰に下げて崖を這い上がる。さながらロッククライミングである。
漸く上がると魚の入った袋が無い。下を見ると元に居た所に落ちている。
再び降りて上がると、だいぢさんが「袋からシッポが見えてるよ。」と言う。
見ると、穴が開いていて1匹しか入って無い。うへぇ~。
幸い落とした魚は、道路に落ちてたよと言って、だいぢさんが持って来てくれた。
昼食後は、もう一つのポイントで、漁協の人の話だと「エサが駄目でもルアーに食ってきたりする。泳いでいるのが見えますよ。」との事。
確かに小魚と共に、ヤマメの姿も見える。
川虫でやっていただいぢさんが、漸くヤマメを1匹釣った。
しかし、奇形だったので逃がしてしまった。
此方は、根掛かりして針が取れたのをシオに、ルアーに変えてみた。
だいぢさんの邪魔にならない所で何投かしていると、追いかけて来てルアーを突付いて反転して行ったり、チェイスが見られたりした。
「スプーンにも反応があるよ。」
しかし、その後はスレてしまったのか反応は無くなった。
だいぢさんがやっている所は、見えヤマメがいるのだが餌に見向きもしない。
手前に草があって、ルアーは引きにくいのであるが、ここで閃いた。
引けないならと、リフト&フォールでしゃくってみると食って来た。
リアクションバイトである。
赤星さん有難う
こうして渋いながらも、ヤマメを3匹ゲット。
だいぢさんは、餌で小ハヤを3匹追釣した。小魚の正体はハヤだった。
次回は単独で、東京湾奥のメバリングの予定である。
コメント
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