俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

立待月

2012年09月02日 | 俳句

秋空に 夏空混じる 嫌な天気
(あきぞらに なつぞらまじる やなてんき)
14581 【季語】 秋空 【季節】 三秋


靴苦痛 嫌なゴロ合わせ 秋旱
(くつくつう やなごろあわせ あきひでり)
14582 【季語】 秋旱 【季節】 三秋


雨雲に 囲まれ洩れる 秋の陽よ
(あまぐもに かこまれもれる あきのひよ)
14583 【季語】 秋 【季節】 三秋


秋澄むや 雲間に見えし 碧き空 
(あきすむや くもまにみえし あおきそら )
14584 【季語】 秋澄む 【季節】 三秋


雲かかる 立待月の 薄情
(くもかかる たちまちづきの うすなさけ)
14585 【季語】 立待月 【季節】 仲秋
満月から二日目の月の呼称。


蜩よ 今朝も雨かよ 啼きもせで
(ひぐらしよ けさもあめかよ なきもせで)
14586 【季語】 蜩 【季節】 初秋


想い出は 妹が瞳の 露けさよ
(おもいでは きみがひとみの つゆけさよ)
14587 【季語】 露けさ 【季節】 三秋


水澄むや 昨日の栄華 明日奈落
(みずすむや きのうのえいが あすならく)
14588 【季語】 水澄む 【季節】 三秋


水澄むや 言うに言われぬ こともあり
(みずすむや いうにいわれぬ こともあり)
14589 【季語】 水澄む 【季節】 三秋


そこかしこ 人新たにと 望む秋
(そこかしこ ひとあらたにと のぞむあき)
14590 【季語】 秋 【季節】 三秋


明け方に 雨となる日の 続く秋
(あけがたに あめとなるひの つづくあき)
14591 【季語】 秋 【季節】 三秋


コメント
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