偲ばれん 草露の色 白きこと
(しのばれん くさつゆのいろ しろきこと)
14650 【季語】 草の露白し 【季節】 仲秋
重陽や 毎夜飲みたき 菊の酒
(ちょうようや まいよのみたき きくのさけ)
14651 【季語】 菊の酒 【季節】 晩秋
菊膾 犬の遠吠え 別れ来る
(きくなます いぬのとおぼえ わかれくる)
14652 【季語】 菊膾 【季節】 晩秋
窓の外 鴉が啼いて 秋の宵
(まどのそと からすがないて あきのよい)
14653 【季語】 秋の宵 【季節】 三秋
あるかしら 女の香り 秋の宵
(あるかしら おんなのかおり あきのよい)
14654 【季語】 秋の宵 【季節】 三秋