都会では 遠慮しいしい 曼珠沙華
(とかいでは えんりょしいしい まんじゅしゃげ)
14813 【季語】 曼珠沙華 【季節】 仲秋
彼岸花 十四五本も マンションに
(ひがんばな じゅうしごほんも まんしょんに)
14814 【季語】 彼岸花 【季節】 仲秋
曼珠沙華 名前多きは 不幸故
(まんじゅしゃげ なまえおおきは ふこうゆえ)
14815 【季語】 曼珠沙華 【季節】 仲秋
一頭と 勇ましけれど 秋の蝶
(いっとうと いさましけれど あきのちょう)
14816 【季語】 秋の蝶 【季節】 三秋
秋暑し 直りし汗疣 顔を出し
(あきあつし なおりしあせも かおをだし)
14817 【季語】 秋暑し 【季節】 初秋
馬になる ただ鹿になる 嫌になる
(うまになる ただしかになる いやになる)
14818 【季語】 鹿 【季節】 三秋
宰相は 一度で十分 秋がある
(さいそうは いちどでじゅうぶん あきがある)
14819 【季語】 秋 【季節】 三秋
秋・・・空き・・飽き
秋旱 人材乏し 日の本よ
(あきひでり じんざいとぼし ひのもとよ)
14820 【季語】 秋旱 【季節】 三秋