紅いシクラメン
つごもり
大晦日から元日にかけて、初詣の村人のために、子供達が神社の舞殿に泊り込み、ご神火を燃やし続ける行事である。
参拝客は大きな穴の中で燃えるご神火に両手をかざしながら、子供達の注ぐお神酒を飲んで、いくばくかの祝儀をおいていった。
火の番をしながら、参拝客をもてなす係り、締太鼓を叩きながら集落をふれあるく係り等、交代で仮眠を取るのだけれど寒さがこたえて眠れるものではなかった。
一晩焚き続ける燃料の確保、吹きさらしの舞殿をむしろで囲い仮眠所の設営等すべて小学生がやり遂げた。
楽しいと言うより苦しかった思い出が強く残っている。
戦後しばらくしてPTAから不健全と言うレッテルを貼られこの行事は中止となった。
つごもり
大晦日から元日にかけて、初詣の村人のために、子供達が神社の舞殿に泊り込み、ご神火を燃やし続ける行事である。
参拝客は大きな穴の中で燃えるご神火に両手をかざしながら、子供達の注ぐお神酒を飲んで、いくばくかの祝儀をおいていった。
火の番をしながら、参拝客をもてなす係り、締太鼓を叩きながら集落をふれあるく係り等、交代で仮眠を取るのだけれど寒さがこたえて眠れるものではなかった。
一晩焚き続ける燃料の確保、吹きさらしの舞殿をむしろで囲い仮眠所の設営等すべて小学生がやり遂げた。
楽しいと言うより苦しかった思い出が強く残っている。
戦後しばらくしてPTAから不健全と言うレッテルを貼られこの行事は中止となった。