ツグミ
野山に食べ物がなくなったのか、家の周りの残柿をついばみに小鳥たちが通ってくる。
ツグミとヒヨドリが交互にやってくる、何故か同時に食卓を囲むことはない。
観察するとツグミはいつも弱者である。しかし弱者であっても(多少質は落ちるかもしれないが)必ず食にありつけるというルールがあるようだ。
自然界に放たれた朱鷺が雪の中で難儀をしているので、人工給餌の是非を巡って議論されているという。
朱鷺は一度絶えた種である、その絶滅に至った環境が画期的に改善されているとも思えない。
自然淘汰によってよ、り強い個体を選別するメカニズムを機能させるためには、現在の個体数では絶対的に不足であると思う。