隣組5軒が集う恒例の蕎麦会が開催された。
団体職員、運輸会社、医薬品、医療器機など様々な職業人の集まりであるが、昔は農業主体の家系であった。
そんな連帯感からまとまりは良い。
具材はスーパーから調達したが、メインの大根は我が家の作品である。
前夜の雨に鮮やかさを増した大根畑に出向いて収穫するのは私の役割である。
抜き取った大根を沢の冷たい水で洗う、目の覚める様な白さが現れる
残り少ない雑木林の黄葉が輝きながら、一片々緑の葉の上に散り落ちた。
囲炉裏を囲んで特製のおでん鍋つつきながら懇談の後、組内の名人が打った新蕎麦を堪能した。