桜草の咲く頃が植え替えの適期と思う
サギソウの植え替えをした。
この桜草と実家は同じである、桜草の咲く頃、新しいミズゴケを部厚く敷き詰めた鉢に植え替える。
昨年の鉢を崩すと芽と根を伸ばし始めた大豆大の球根が転がり出す。
細心の注意を払ってミズゴケの床に隠すのだけれど、小さな芽はガラス細工のように繊細で、不注意に力をかけるとあっけなく欠けてしまう。
この作業に老眼鏡は必需品である。
120個あまりの球根を息をつめて植えつけた。
サギソウの栽培法を伝授いただいた八王子の茂木さんは「大鉢を使用して20本以上の花茎を立てると、昔 夏の青田の上を群れをなして飛翔する白鷺の姿を彷彿とさせる仕上がりになります」と秘伝書に書いている。