東日本区大会ホームページのカウントダウンは残すところ9日を示し、秒表示は休みなく零に向かって気ぜわしく減り続ける。
大会前後2日の付帯会議を入れると、後10日で全ての重圧から解放されることになる。
梅雨前線が太平洋に停滞していて、いつ動き出すか判らない、遠来のお客様にとって天候の良しあしが開催地の印象を左右する。
6月の暑い直射で見るより、雨に光る新緑の方が美しいに決まっているけれど、陸生の動物は総体的に濡れることを好まない。
朝夕の山と太陽が折りなすダイナミックな情景は雨が降っては叶わないけれど、雨粒の波紋が広がる堀端に立って眺めると、そそり立つ天守閣にことさら歴史が偲ばれる。
降ってよし、照ってよし、ひたすらその時を待つ。