帰宅するとカミサンが道にころがっていいたクワガタ虫を拾ってきたとぃう。
部屋の中で伏せた金笊に入れておいたら、しばらくしてごそごそ動き出した、寒さに仮死状態になっていたのだろう。
何か餌になる物をといわれて、昔葡萄を与えたことを思いだしてそういった。
完熟のナイアガラを潰して与えたら汁を少しなめたらしい。
珍客を今朝になって良く観察した。
子供の頃クワガタ類の甲虫は土地固有の呼び方があった。
カブトムシは一本角と呼んでクワガタ類とは1ランク下の扱いだった。
それでクワガタ類を総称してカブトと呼んだ。
家で保護したクワガタは、カブトの中でもめったに手に入れる事ができないオニカブトに違いない。
夏休み、里山のクヌギ林でオニカブトを捕まえて昂奮し、その夜は嬉しくて眠れなかったことを思い出した。