数を増やした水鳥達
濠に浮かぶ水鳥の数がおおくなった。
1年を通して生息するカルガモの他に、北の国から越冬のため渡ってきた水鳥が混じっているのだろう。
濠に番いの白鳥が住んでいる、この番いは主翼の主羽を切ってあるから空を飛べない。
夏でも狭い濠の中で観光客を迎えている。毎年抱卵するのだけれど、親鳥と一緒に泳ぐ灰色の雛は見る事はない。
暑さで死んだり、野生動物の餌食になってしまうらしい。一代限りなのだろう、だから今の白鳥は初代の末裔ではない。
動物園ではないのだから、自然の摂理を捻じ曲げて白鳥を濠に浮かべる不自然を考える。
自由に飛び、泳ぎ 水に潜る 水鳥を見ているのは楽しい。