ノルウェーで見たゴトゴト
集落から入る里山の奥まった一郭に、村人がゴトゴトと呼んでいる場所がある。
山腹の斜面が大小様々な石で埋め尽くされた場所である。
林が突然途切れて、城の高い石垣が崩れたような不思議な光景が広がっていた。
ゴトゴトの下方は、大人の背丈をはるかに超える巨石が積み重なっているが、石は登るに従って段々小さくなり、最上部の林に接するあたりは、握りこぶしほどで、篩にかけて選別したようだ。
どうして、ゴトゴトの石群が生成されたのか、伝承はない。
多分昔々大地震があって土中の石が振るい出されたのだろう、それであるなら下方に巨石が集まる石の分類過程にも辻褄が合う。
更に言及すればゴトゴトは、山から巨石が転がり落ちる音である。
ゴトゴトの規模は何億倍もの違いがあるけれど、ノルウェーでゴトゴトを見てきた。
こちらの生成は氷河によるものとの説明があった。
、
あ