故人の親族に同道して、菩提寺を訪ねお世話になったお礼と、お布施を届けた。
寺から帰って、仏壇に安置された位牌とお骨にお参りした
親族の孫は5歳、亡くなった祖父とは初対面だという、遺影が飾られた仏壇に向かって神妙に焼香を済ませた。
その無邪気さが、心を和ませてくれる。
私も葬儀の後 三日ぶりの焼香だ。
鍵を開けて玄関に入ると、空き家特有の淀んだ空気がまとわりつく。
この臭いは何だろう。
ついでにシュウカイドウが咲く道を通ってお墓参りした。
この墓はどうなるのだろう、自分に照らし合わせながらそんなことを思った。